シンクロン、新CEOにフリードリヒ・ノイマイヤー就任  次のステージ、さらなる成長とイノベーションに向けて

クラウドベースのアフターサービスソリューション・プロバイダーであるシンクロン・インターナショナルAB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO:アンダース・グルーデン、以下 シンクロン、日本法人:シンクロン・ ジャパン株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:品川 竜介)は、2020年8月1日付で新最高経営責任者(新CEO)として、フリードリヒ(フリッツ)・ノイマイヤー博士(Dr. Friedrich ("Fritz") Neumeyer)が就任することを発表しました。現CEOであるアンダース・グルーデン(Anders Gruden)引き続きアドバイザーとしての役割を遂行します。

下記内容はシンクロン・インターナショナルABが発表した報道資料の翻訳です。

ノイマイヤー博士は、エンタープライズソフトウェア企業を牽引した豊富な経験を持ち、変革的な成長を推進し、バーティカル領域の専門性を高め、顧客体験を向上させた実績を持っています。直近では、ドイツのERPベンダーであるproALPHAのCEOを6年間務め、同社を市場をリードする地位に導き、収益を3倍の1億5,000万ユーロ以上に、従業員数を2倍の1,000人以上に成長させました。proALPHAに入社する前は、マッキンゼーでキャリアをスタートさせ、その後Software AGとSAPでリーダーシップを発揮しました。

「シンクロンの取締役会を代表して、フリッツ・ノイマイヤー氏を次期CEOに迎えることができ、大変嬉しく思います」と、シンクロン取締役会会長のレオ・アポテカー(Leo Apotheker)は述べています。
また、「彼の製造業向けエンタープライズソフトウェアにおけるリーダーシップの経験、顧客満足度を重視した鋭い洞察力、そして競合他社を凌駕する実績により、フリッツはシンクロンの次のステージをリードするのに理想的な人材です。」とも述べています。

ノイマイヤー博士は、製造業がCOVID-19の健康危機による、前例のない変化と経済的な影響に直面しているなかで、シンクロンに入社することになります。製造業の経営者が財務的安定性を提供できる分野を見極める中で、アフターサービスへの関心が高まっています。

製品の初回販売後の、保守メンテナンス、修理、スペアパーツなどを含むアフターサービスは、製造業にとって、競合他社との差別化、顧客体験の向上、財務業績の向上を実現するユニークな機会を提供しています。デロイト社のレポートによると、アフターサービスの平均営業利益率は、新製品販売の営業利益率の約2.5倍となっています。また、製造業メーカーは新製品の販売が減少し、需要が減少していることに直面しているため、サービスのサプライチェーンを最適化して、安定性を提供し、不確実な時代に価値を創造する必要があります。

「私は、会社の歴史・沿革ならびに業界全体において、このエキサイティングな時期に、世界クラスのシンクロンのチームに参加できることを光栄に思います。」とノイマイヤー博士は述べています。また「このチーム、テクノロジー、市場機会によって、私たちは驚異的な成長と成功を遂げることができると確信しています。アフターサービスの最適化に力を入れているシンクロンは、今後も製造業のビジネス成功を牽引する技術を提供できる、ユニークな立場にあります。私は、非常に才能豊かなシンクロンのチームに加わり、製造業をこの道のりに導くことができるのが待ち遠しいです。」とも述べています。

取締役会は、アンダース・グルーデンが過去16年間にわたり、シンクロン初期の創業時から、アフターサービスにおける優れたSaaSソリューションの分野では誰もが認めるリーダーになるまで、シンクロンの成功に多大な貢献をしてくれたことに感謝しています。

「シンクロンが真のグローバル企業となり、世界中のトップブランド企業のお客様に、サービスを提供できるようになったのは、アンダースのリーダーシップの賜物です。彼は、弊社が加速しつつある次のフェーズへの発展に向けて、出発点となるプラットフォームの設計者でした」とアポテカーは述べています。

「私は、シンクロンを世界市場のリーダーとして確立するために、一緒に成し遂げたことを非常に誇りに感じています。」とグルーデンは述べています。

今後もグルーデンは、シンクロンに対し、必要に応じて見識を共有し、アドバイスを提供していきます。

ノイマイヤー博士は、イタリア、ドイツ、ベルギー、米国での勤務経験があります。
今後はスウェーデンに移り、ストックホルムを拠点とする予定です。
ノイマイヤー博士は、核物理学を専攻し、ダルムシュタット工科大学で博士号を取得しています。

シンクロンについて

シンクロンは、世界の主要な製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、優れたアフターサービス提供を支援すると同時に、収益性の大幅な改善を支援します。業界をリードする研究開発への投資から、最速のタイム・トゥ・バリューの実現まで、数々の賞に輝いたシンクロンのクラウドベースのサービス部品在庫、価格設定、稼働時間の最大化(アップタイム)管理ソリューションは、お客様の期待を常に上回るように設計されています。世界各国の製造業トップブランドは、アフターサービス業務を競争上の差別化要因にすべくシンクロンを活用しています。

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