<イベントレポート> 「サーモス 頑張りすぎないスープジャーお弁当教室」開催 フードロス対策にもなる、 簡単おいしいスープジャー活用法を伝授
~お弁当を作りたいけど、なかなか作れない…。そんな働く女性の皆さまへ!~
魔法びんのグローバル企業として、人と社会に快適で環境にもやさしいライフスタイルを提案するサーモス株式会社(本社:東京都港区 社長:中條 啓一郎)は、2019年11月27日(水)に、高い保温力で保温調理ができ、お昼にも温かいお弁当が食べられる真空断熱スープジャーを使った『サーモス 頑張りすぎないスープジャーお弁当教室』を開催しました。
2019年10月にサーモスが働く女性をターゲットに実施した「増税とランチに関する意識調査」によると、4割の女性が「お弁当を作りたい」と思いながらも、お弁当づくりを続けられなかった経験あることが判明。さらに、続けられない理由は「面倒くさいから」「時間がかかるから」という意見が多いことがわかりました。今回は、お弁当づくりに様々な悩みを抱える働く女性に向けて、料理家・弁当コンサルタント 野上 優佳子さんと、フードロス問題に取り組む一般社団法人フードサルベージ代表理事 平井 巧さんをお迎えし、簡単にできるお弁当作りのコツと、いま注目されているフードロス問題について教えていただきました。
働く女性の「お弁当づくり=面倒くさい」という意識はスープジャーが変える!!
イベントではまず、「私は自分が究極に面倒くさがり屋だからこそお弁当を作っています。ランチの行列に並びたくない、何を食べるか決めるのも面倒くさい…そんなあらゆる面倒を回避したくて、たどり着いたのがお弁当」と野上先生。また、これから外食が増える忘年会シーズンに入ることに触れ、「お弁当は自分が何を食べているのか、細かくきちんとわかるので、健康不安が減るのもメリット」とのこと。さらに、お弁当にまつわる心配事として「汁漏れや型崩れしそうで持ち運びが難しい」「時間が経つと不味くなりそう」「お弁当を広げるスペースに困る」を挙げ、それらの悩みは密閉性が高く、保温力抜群で、コンパクトなスープジャーなら回避できると説明しました。
また、働く女性の多くに「お弁当づくり=面倒くさい」という意識が根付いてしまったのは、お弁当づくりの工程のうち、特に「献立を考える」「盛り付ける」という作業が負担になっているから、と指摘。「でもスープジャーなら、全ての工程を短縮できる」ことを解説しました。例えば、「献立を考える」は、スープジャー弁当なら1品で済むので献立づくりがシンプルになるだけでなく、調理も片付けも楽ちん。また、頭を悩ませるのが栄養バランスですが、「お弁当は主食・主菜・副菜の3要素があればOK。主菜・副菜のスープに、ごはんやパンを買い足せば栄養バランスはばっちりです」と献立作りのコツを伝授しました。さらに、彩りが気になるお弁当の盛り付けは、スープジャーなら注ぐだけで完了。さらに、周りの人から中身を覗かれないのもメリットのひとつだそう。また、スープジャーは高い保温力(55度以上を6時間キープ ※JBT-300)による保温調理ができるので、煮込みが得意!朝はサッとひと煮立ちさせるだけで十分なので、調理を簡単にしてくれます。
カチカチになったバゲットが美味しいスープに変身!「トマトとパンのチーズスープ」を参加者と実践調理
簡単なのに美味しく、バゲット入りで満腹感もある「トマトとパンのチーズスープ」を参加者の皆さまと実践調理をしました。調理を簡単にするコツとして、「皮などの生ゴミが出にくい食材・下ゆでなど下ごしらえ不要の食材を使う(今回はブロッコリー)」「見栄えは気にせず食材はざっくり切ればOK」などをアドバイス。あっという間の調理時間でしたが、参加者の皆さま同士で和気あいあいと料理を楽しまれている様子でした。
フードロス対策は気負わなくていい。気軽に楽しく料理を通して、家庭のゴミは少しずつ減らしましょう!
イベント後半では、「トマトとパンのチーズスープ」「即席!鯖チゲ」「たまごとじゃこのおかゆ」を試食しながら、一般社団法人フードサルベージ代表理事 平井 巧さんにプレゼンいただき、世界的な問題となっている「食品ロス・フードロス」(※)について学びました。初めに、まだ食べられるのに廃棄される食品「食品ロス」は、国内では年間643万トンに上り、ひとりにつき毎日おにぎり1個分の食品を捨てているのと同じ量であることを伝えました。また、飢餓に苦しむ人々への援助を行う国際連合世界食糧計画(WFP)が実施している食糧支援は年間390万トンであることからも、国内の食品ロスは深刻な問題であることがわかります。この643万トンのうち半分程度にあたる291万トンは家庭から廃棄されており、賞味期限・消費期限を過ぎたことによる「調理前の直接廃棄」、「調理時の過剰除去(皮を厚く剥きすぎる・可食部分の廃棄)」、「調理後の食べ残し」が原因として挙げられるとのこと。
(※農林水産省によると「食品ロス」は流通などのサプライチェーンの段階における食品の損失は含まず、国連食糧農業機関によると「フードロス」はそれらにおける損失も含むと定義しています)
さらに平井さんは、自身の取り組みである「サルベージ・パーティ」を紹介しました。「料理人の頭の中をのぞいて、食材の意外な使い方を知ってもらう」ことをコンセプトとして、食べごろギリギリの食材や、買い過ぎた加工食品などを持ち寄って、プロの料理人の手によって美味しい料理に生まれ変わらせる、という料理教室。「フードロス対策というと、『やらなければならない』と気負ってしまいがち。そうではなくて、罪悪感を抱くことなく、楽しみながら取り組んでいただけたらうれしい」とプレゼンを締めました。また、野上先生は「冷蔵庫でキャベツなどがクタクタになってしまっていたら、捨てる前に、ぜひスープジャーを使ってスープにしてください。それくらいゆったりした気持ちでいいんです」と、お弁当作りからできるフードロス対策をアドバイスしました。
イベント終了後、参加者からは、「お弁当をきちんと作らないと!と苦しくなってしまっていたけど、いい意味で気楽な気持ちになれました」「お弁当づくりの楽しみ方を具体的に知ることができました」など前向きなコメントがあがり、テクニックだけではなく、楽しみ方のコツが伝わるようなお弁当教室になりました。
イベント参加者の感想
●おかゆを実食してみて、生米から美味しいおかゆを作れることが新発見でした。早速今日から作ってみます。
●調理・試食をしてみて、スープジャーの保温力に感激!「朝の調理時はひと煮立ちすればいいだけ」という時短テクを知ることができて、忙しい身としてはうれしいです。
●お弁当をきちんと作らないと!と苦しくなってしまっていたけど、いい意味で気楽になりました。
●スープジャーは持っていますが、ずっと使わないままでした。実践調理を通じて料理のコツやレシピを教わったので、これからは活用していこうと思います。
●フードロスというと、どこか遠い話のように思っていました。私も楽しみながら、できることから少しずつ取り組んでいこうと思います。
サーモス 真空断熱スープジャー(JBT-300/400/500)
新設計の「クリックオープン構造」で開けやすく!
キャニスターのようなシンプルでスタイリッシュな見た目も魅力
サーモス 真空断熱スープジャー(JBX-500) 0.5Lの大容量でおなかも満足!
「サーモス 頑張りすぎないスープジャーお弁当教室」開催概要
日時 :2019年11月27日(水)12:30~14:30
会場 :Studio +G GINZA
所在地:東京都中央区銀座7-9-15 GINZA gCUBE 5F
登壇者:料理家・弁当コンサルタント 野上 優佳子さん
一般社団法人フードサルベージ 代表理事 平井 巧さん
サーモス株式会社 広告宣伝課 簑島 久男さん
内容 :サーモス製品について(簑島 久男さん)
スープジャーのお弁当レシピ 実演調理(野上 優佳子さん)
フードロスについて(平井 巧さん)
野上 優佳子さん プロフィール
ネットエディターやライターを経て、2011年、「食・健康・地域」をキーワードに子供達が笑顔で暮らせる未来をつくることを目指し、株式会社ホオバル設立。
料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る母としての目線から実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。
平井 巧さん プロフィール
株式会社honshoku代表/一般社団法人フードサルベージ代表理事/東京農業大学非常勤講師
SP広告代理店、IT関連会社を退社後、食のプロデューサーとして活動。食のクリエイティブチームhonshokuでは、「食卓に愉快な風を。」をキーワードに、東京表参道でごはんの祭典「ごはんフェス」のプロデュース、オリジナルブレンド米の開発と販売など展開中。2016年に食品ロスの再生プロデュースを手がけるFood Remix Company一般社団法人フードサルベージを設立。