科博連サイエンスフェスティバルにイベントブース『そうだ、里山を知ろう。』を出展 ~近畿大学総合社会学部 村松ゼミとの共同~

昨年11月に八尾市で上演した「地球犬」が活躍するSDGsのステージショー
昨年11月に八尾市で上演した「地球犬」が活躍するSDGsのステージショー

大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所(京都府京都市、以下 地球研)と、近畿大学(大阪府東大阪市)総合社会学部教授 村松 秀ゼミは、令和5年(2023年)2月5日(日)に京都市青少年科学センターで開催される第17回「科博連 サイエンスフェスティバル」に、里山をテーマにしたイベントブースを出展いたします。
「地球環境問題の根源は、人間の文化の問題」をモットーとして研究を推進する地球研には、里山を調査地とする研究プロジェクトも少なくありません。里山では、人と自然とのつながりの中で、生きるのに欠かせない様々な栄養素が循環していますが、都市部に暮らす人々が多くなった現在、そのような里山の知恵は忘れかけられています。そこで今回、地球研は、近畿大学総合社会学部教授 村松 秀ゼミの協力を得て、来場者が豊かな里山の世界を知ることができるイベント「そうだ、里山を知ろう。」というブース出展を企画しました。
ブースでは、来場者が参加して里山のジオラマを完成させるワークショップ「里山ジオラマづくり」を開催します。また、「葉っぱフミ踏み体験」コーナーでは、落ち葉や枯れ葉はどうやって堆肥になっていくのか、葉っぱをフミ踏みしながら直接体感していただきます。

【本件の内容】
地球研は、地球環境問題を広く「人間と文化」の問題であるとして、地球環境に関するさまざまな研究を多彩に展開しています。また、近畿大学総合社会学部の村松ゼミでは、"人々の心を動かし豊かにしていく「コトづくり」プロデュース"をテーマに研究活動を行っています。
村松ゼミが地球研に協力するのは、今回の企画が2回目です。前回は、村松ゼミの研究テーマに共鳴した地球研が、地球研のゆるキャラである「地球犬」が活躍するSDGsのステージショーの企画・制作を依頼し、大阪府八尾市主催の「SDGs×ECO FESTIVAL」で上演しました。
今回は、里山の栄養循環と持続可能性に着目し、昔の人の知恵を深く知るためのイベントブースを企画しました。地球研の監修のもと、村松ゼミの3年生が、企画発案、展示制作、ワークショッププログラムの作成を担当しています。

【出展タイトル】
そうだ、里山を知ろう。
「里山ジオラマづくり」と「葉っぱフミ踏み体験」

【出展内容】
里山では、昔から人々は自然の恩恵を上手に使い、作物を育て、薪や石炭などのエネルギーを得てきました。しかし、人間が一方的に恩恵を受けてきたのではありません。自然側と人間側がつながり、豊かな循環が生み出されていたのです。そんな循環を生み出す里山の知恵とはどのようなものだったのでしょうか。「地球環境問題の根源は、人間の文化の問題」という地球研のモットーを考えるのにもふさわしい里山のジオラマを作りながら、参加者の里山についての理解を深めます。

■ワークショップ「里山ジオラマづくり」
春夏秋冬、さまざまな表情を見せる里山ですが、作るのは一年のうちで最も生命力があふれる緑豊かな夏の里山です。参加者の想像力で、ワクワクするような里山の世界を生み出していきます。
時間:10:30~11:15、13:30~14:15
定員:各回10名

■「葉っぱフミ踏み体験」コーナー
会場に実際の土や葉っぱを持ち込み、植木鉢で再現した雑木林のような空間を歩いてもらいながら、落ち葉や枯れ葉はどうやって堆肥になっていくのか、葉っぱを「フミ踏み」しながら直接体感していただきます。
時間:10:00~16:00

主催:総合地球環境学研究所
協力:近畿大学総合社会学部村松ゼミ

第17回「科博連 サイエンスフェスティバル」開催概要
日時:令和5年2月5日(日)10:00~16:00
場所:京都市青少年科学センター(京都市伏見区深草池ノ内町13)
対象:一般の方(事前申込不要、参加無料)
主催:京都市科学系博物館等連絡協議会

【総合地球環境学研究所 広報室長・准教授 岡田 小枝子コメント】
前回の「SDGs×ECO FESTIVAL」への出展に続き、今回も村松ゼミの学生さん達の若々しい発想力で、楽しみながら地球環境を考えてもらうイベントを企画することができました。たくさんの方々にご来場いただき、体験していただきたいと思います。

【近畿大学総合社会学部総合社会学科 社会・マスメディア系専攻 3年 中山 由基コメント】
「SDGs×ECO FESTIVAL」への出展に続き、地球研の皆様より再び企画を考え実施する大変ありがたいチャンスをいただきました。今回は日本が世界に誇れる「里山空間」に着目し、その循環性、持続可能性を感じてもらえるよう立案いたしました。
また、来場者の方には能動的に体全体を使って参加してもらえるよう、コーナーやイベントエリアの設計を工夫しました。まだ里山について深く知らないという方も、里山を通して、地球環境の大切さに興味を持っていただけると嬉しいです。ゼミ生一同、ご来場お持ちしております!

【関連リンク】
総合社会学部 社会・マスメディア系専攻 村松 秀(ムラマツ シュウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2784-muramatsu-shu.html

総合社会学部
https://www.kindai.ac.jp/sociology/