豊岡の魅力をダンスで表現 探究学習でコミュニティダンスに挑戦

近畿大学附属豊岡高等学校(兵庫県豊岡市)の進学探究コースは、平成30年(2018年)6月21日(木)から総合学習の一環で、豊岡市、一般社団法人 Danstorkと協働した“ダンスを通じた探究活動”を実施します。

【本件のポイント】
●進学探究コース1年生の総合学習としての新しい取り組み
●ダンスの創作を通じて生徒一人ひとりの表現力と自己肯定感の育成
●まちを知り、まちの人々に触れる地域調査を通じて、まちの魅力を再発見する

【本件の概要】
近畿大学附属豊岡高等学校は、世界的な視点(グローバル観)と身近な視点(ローカル観)を探求する目的で総合学習の授業を実施しています。今回は、英国コミュニティダンス財団のインターナショナルメンバーとしてダンス・ファシリテーターの活動を広げている千代その子(ちしろそのこ)氏を講師に招いて、“ダンスを通じた探究活動”を実施します。生徒たちは、6月21日(木)、22日(金)に事前指導を兼ねたワークショップを行った後、7月に豊岡市内でリサーチを行い情報収集、8月のダンス完成に向け練習をし、披露します。この授業を通じて、生徒たちは豊岡の魅力に触れた表現力と自己肯定感を高めるダンスを身につけます。

■日時:平成30年(2018年)6月21日(木)、22日(金)13:00~15:00
    ※7月以降にリサーチ、ダンス創作を予定
■場所:近畿大学附属豊岡高等学校・中学校武道場他
    (兵庫県豊岡市戸牧100番地、JR 山陰本線「豊岡駅」から徒歩約15分)
■対象:高校1年生 進学探究コース(73人)

【本件の概要】
以下のスケジュールで学習を行います。

(1)事前指導(ワークショップ) 6月21日(木)、22日(金)13:00~15:00
Danstorkのメンバーによるダンス・ワークショップでコミュニティダンスを体験します。
(2)地域調べ(リサーチ) 7月26日(木) 終日
8つの班に分かれて豊岡・城崎・出石などの地域を訪れ、地域の方々から各班のテーマに関わるお話を聞きます。五感で地域を感じ、発見したことから、作品づくりの元となるキーワードを集めます。
(3)ダンス創作(クリエーション) 8月23日(木)8:15~15:00
収集したキーワードを元に、班ごとでオリジナルなダンス作品を創作します。
(4)ダンス再創作(リクリエーション) 8月25日(土)8:15~12:00
一度創作したダンスを更に良いものにするため小道具や音などを創意工夫して、班ごとに発表します。

【講師プロフィール】
千代 その子(ダンス・ファシリテーター)
滋賀県出身。3歳からモダンバレエを始め、7歳よりクラシックバレエを今井淳子に師事。2004年に渡英、KS Danceに入学。Rambert School of Ballet and Contemporary Danceへの転入を経て、2007年 Kent大学 BA(hons)学位を取得。イタリア・シチリア島のダンスカンパニーCompagnia Zappala Danzaに所属したのち、Kylie Minogue World Tour 2008 ミュージックビデオにてダンサーを務める。帰国後はバレエ講師として指導にあたる傍ら、フリーダンサーとして国内外の舞台に出演。2011~2016年 NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)にて全国各地のさまざまなダンスプロジェクトに企画制作・通訳等で携わり、アートコーディネーターとしての研鑽を積む。2013年龍谷大学大学院政策学研究科修士課程修了。現在は、英国コミュニティダンス財団インターナショナルメンバーとして、“習うダンス”ではない、身近なダンスの場づくりを目指し、城崎・京都を中心にダンス・ファシリテーターとしての活動を広げている。2016年から谷垣優と“KINOSAKI OPEN DANCE CLASS”をスタート。2018年に一般社団法人 Danstorkを設立。

講師 千代 その子氏
講師 千代 その子氏

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