工学部「近大ハニー」×オギロパン 「近大ハニー」使用のコラボパンを限定販売 9/18(日)「ひろちかフェスタ」1日限定

2016-09-15 14:00

近畿大学工学部(広島県東広島市)化学生命工学科准教授 山本 和彦、建築学科准教授 松田 博幸および学生10人が、平成28年(2016年)9月18日(日)、JR広島駅南口地下広場で行われる「ひろちかフェスタ」に参加します。地元人気製パン店「オギロパン」とコラボし、本学が取り組む「近大ハニープロジェクト」で養蜂、採取した蜂蜜を使った商品を学生が限定販売します。

【本件のポイント】
●宮島で養蜂している「近大ハニー」と地元人気製パン店とのコラボ商品を限定販売
●学生がハチミツの機能性調査などに取り組む大学発プロジェクトの一環
●養蜂研究とハチミツを使った商品開発で広島県の産業振興に貢献

【本件の概要】
近畿大学工学部では、准教授 山本 和彦および准教授 松田 博幸らが中心となり、「近大ハニープロジェクト」と名付けた研究を行っています。本プロジェクトは単に養蜂を行うのではなく、健康機能を強化したハチミツの生産や、ハチミツの創傷治癒作用を生かした衛生材料や化粧品の開発、さらにはミツバチが集める天然酵母等の有用な微生物から酒や酢などの発酵食品を製造することなどを目指しています。
今回は、宮島で養蜂している巣箱から採れたハチミツを使い、三原市の人気製パン店「オギロパン」の看板商品「シャリシャリバターパン」とコラボしたパンを「ひろちかフェスタ」で限定販売します。本学とオギロパンとのコラボ商品の販売は今回で3回目となりますが、広島市内での販売は初めてです。

■日時:平成28年(2016年)9月18日(日)10:30~16:30(売切れ次第終了)
■会場:「ひろちかフェスタ」JR山陽本線「広島駅」南口地下広場
■商品:「シャリシャリバター近大ハニーパン」
    300個限定 200円(税込)

【近大ハニープロジェクト】
近畿大学工学部では、平成26年度(2014年度)から、化学生命工学科准教授 山本 和彦(生物機能工学研究室)と建築学科准教授 松田 博幸(建築計画研究室)が中心となり、学科の垣根を越えて、養蜂に取り組み始めました。
生物機能工学研究室では、遺伝子解析結果などを病気の診断や予防、薬剤の設計に生かす研究を行っており、同プロジェクトに関わる学生の中には、卒業研究として、ハチミツ酵母の発酵能力を食品に生かすための研究や、民間療法で塗薬して使われることもある蜂蜜の、医薬分野への活用や機能食品としての効能の実証実験などを行う学生もいます。
養蜂にあたっては、塚本蜂場ご指導の下、平成26年(2014年)6月、キャンパス内に3棟の巣箱(合計約9万匹)を設置して飼育を開始し、現在は10棟まで巣箱を増やしています。また同年に、広島県の厳島(宮島)内にも18棟の巣箱(合計約54万匹)を設置し、今年宮島で行った採蜜では、合計約1トンの蜂蜜を集めることができました。
キャンパス外では、宮島での養蜂がキャンパス外養蜂の第一弾となります。
建築計画研究室では、今後、耕作放棄地を利用して「レンゲ」などの花を植えることで耕作放棄地を有効活用し、町興しの起爆剤とする計画もあります。
また、当プロジェクトでは、平成28年(2016年)6月23日から8月7日の期間で、クラウドファンディグにより一般の方から研究資金を募り、141人から、当初の目標である200,000円を大幅に超える1,650,000円の支援を受けました。集まった資金は、キャンパス内に設置する巣箱の購入資金に充てられます。

【関連リンク】
工学部化学生命工学科 准教授 山本 和彦
http://www.kindai.ac.jp/meikan/500-yamamoto-kazuhiko.html

工学部建築学科 准教授 松田 博幸
http://www.kindai.ac.jp/meikan/13-matsuda-hiroyuki.html

「近大ハニー入りシャリシャリバターパン」(昨年の大学祭で販売)
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