近畿大学附属小学校に台湾から日新小学校の児童16名が来校 オンライン授業がつないだ友好、ついに対面での国際交流が実現!
近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は、令和5年(2023年)10月13日(金)、国際交流活動の一環として、台湾の台北市大同区日新(リッシン)国民小学(Taipei Municipal Rixin Elementary School、以下日新小学校)の児童16名を受け入れ、交流事業を行います。両校間の交流はコロナ禍にオンライン上で始まり、児童が対面で交流するのは今回が初めてです。
【本件のポイント】
●コロナ禍でのオンライン交流で友好を深めた台湾の小学校から児童が初めて来校
●英語でコミュニケーションをとりながら、スポーツやアクティビティを共に行い友好を深める
●来校児童が紹介する台湾伝統の中国茶器で淹れたお茶を楽しみ、台湾の文化に触れる
【本件の内容】
本校では、主体性をもった豊かなコミュニケーション力の育成をめざして、6年間を通した英語教育に力を入れており、英語授業の一環としてさまざまな国際交流を行っています。
今回は、台湾の日新小学校から児童16人を迎え、本校5・6年生234人と交流授業や文化交流を行います。日新小学校の訪問は今回が初めてであり、本校が海外からの訪問を受け入れるのは6年ぶりです。当日は、ドッヂボールや大縄跳びなどのスポーツや、iPadのアプリを使った学内でのスタンプラリーなどを一緒に楽しむほか、異文化交流として本校からは百人一首やけん玉などの日本の遊びを紹介し、日新小学校からは台湾伝統の中国茶器で淹れた中国茶が紹介されます。互いに英語でコミュニケーションをとりながら友好を深め、グローバルな感性をはぐくむことをめざします。
両校間の交流のきっかけとなったのは、コロナ禍に実施されたオンライン授業です。令和2年(2020年)、学校閉鎖中に通常の英語授業でさえ行うことが困難となった際、「何か子どもたちが楽しく国際交流できる方法はないか」と英語教員が模索し、オンラインで外国にいる方々と自己紹介をし合う授業が始まりました。日新小学校との交流もこの授業が発端となり、その後令和3年(2021年)10月に実施した「テディベアプロジェクト」につながりました。テディベアプロジェクトとは、本校と日新小学校に加え、アメリカ・カリフォルニア州のグラウアー小学校(The Grauer School)との3校間で行った交流事業です。児童の代わりに各校のマスコットキャラクターのぬいぐるみ(テディベア)が海を越えて各校を訪問・見学し、現地の児童が説明を行う様子をオンラインでつなぐなど、合同授業を実施して交流を深めました。
【実施概要】
日時:令和5年(2023年)10月13日(金)8:00~15:50
場所:近畿大学附属小学校
(奈良県奈良市あやめ池北1-33-3、
近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分)
対象:本校児童234人(5年生127人、6年生107人)
日新小学校児童16人、教員3人
【スケジュール】
8:00~8:15
日新小学校の児童・教員到着
8:40~9:00
オープニングセレモニー(両校校長のスピーチ、記念品贈呈)
9:00~9:40
校内紹介
9:40~10:25
自己紹介、日本の伝統遊び(百人一首、けん玉、折り紙など)
10:25~10:45
自由時間
10:45~11:30
iPadを使用したスタンプラリー
※ 指定された校内の場所を探して写真を撮るアクティビティ
11:40~12:25
ドッヂボール、大縄跳び
12:30~13:40
各教室で昼食
13:45~14:30
日新小学校の児童が中国茶器を用いて中国茶を紹介
14:40~15:25
一緒に歌を歌い、録音した音にアプリで伴奏をつけて曲を仕上げ、
その曲をBGMに一日の思い出を動画にまとめる
15:50
挨拶、終了
【関連リンク】
近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/