7/1(水)第13回研究報告会「イノベーションの普及過程とパーソナル・ネットワーク」を開催 近畿大学経営イノベーション研究所
近畿大学経営イノベーション研究所(大阪府東大阪市)は、平成27年(2015年)7月1日(水)、東大阪キャンパスにて「第13回研究報告会」を開催します。
【本件のポイント】
● イノベーションの普及には何が必要か、医薬品業界の事例を交えて紹介
●「パーソナル・ネットワーク※」に注目した研究の成果を分かり易く解説
● 経営イノベーションに関する本学の研究成果を社会に提供、地域産業をサポート
※パーソナル・ネットワーク:組織としてではない個人の信頼に基づく繋がり
【本件の概要】
近畿大学経営イノベーション研究所は、産業界と連携して経営イノベーションの実例を取り入れた教育・研究を行うとともに、東大阪の企業経営者や地域の皆さまへ、経営について学ぶ場を積極的に提供しています。これまで行われてきた12回の研究報告会では、経営学部の教員がそれぞれ独自のテーマを掲げてイノベーションの創出についての研究成果を報告してきました。
今回の第13回研究報告会では、近畿大学経営学部准教授 筒井 万理子が「イノベーションの普及過程とパーソナル・ネットワーク」をテーマに、医薬品業界の新薬の普及と、医薬品会社のMR(Medical Representative:医薬品会社の営業担当者的存在)の役割について講演します。
■日 時:平成27年(2015年)7月1日(水) 14:50~16:20
■会 場:近畿大学東大阪キャンパス 21号館8階会議室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対 象:一般の方、近畿大学教職員・学生(定員:先着40人、入場無料)
■申込方法:氏名、年齢、参加希望人数 を明記の上、下記の宛先までメールにてお申込みください。
近畿大学経営イノベーション研究所
Mail:icmi@bus.kindai.ac.jp TEL(06)4307-3046
■講演内容
1.イノベーションの普及過程-医薬品業界の事例から-イノベーションが広く世の中に普及するために必要な要件は何か、医薬品業界の事例を中心に解説します。
2.「パーソナル・ネットワーク」の重要性と医薬品会社のMRの役割イノベーションの普及における「パーソナル・ネットワーク」の重要性と、医薬品業界の新薬普及過程においてMRが担う多様な役割について解説します。
3.「パーソナル・ネットワーク」の可視化イノベーションの普及を促進するための施策として、イノベーションの普及に関わる人々の「パーソナル・ネットワーク」の可視化を提案します。
【筒井 万理子プロフィール】
所 属:近畿大学 経営学部 経営学科 准教授
学 位:博士(経営学)
専門分野:経営組織論
研究テーマ:ナレッジ・マネジメント、医薬品会社のMRマネジメント
著 書:「医薬品普及の知識マネジメント」白桃書房(平成23年)
コメント:経営組織内外の知識共有(ナレッジ・マネジメント)について研究しています。また、医薬品の普及におけるMRによる活動の直接的、間接的な影響についても研究しています。