近畿大学経済学部生が和歌山城公園周辺でヒアリング調査を実施 国内外の観光客の行動調査から観光需要や地域の魅力度を試算

令和5年(2023年)10月に行ったヒアリング調査の様子
令和5年(2023年)10月に行ったヒアリング調査の様子

近畿大学経済学部(大阪府東大阪市)准教授 新井圭太ゼミは、令和5年(2023年)11月25日(土)・12月2日(土)の2日間、和歌山城公園周辺にて、紅葉鑑賞などを目的に訪れている訪日外国人観光客および国内観光客に対し、パーソントリップ調査(どのような人が、どこからどこへ、どういった目的で移動するかという行動調査)を行います。
今後、収集したデータを基に、観光客の行動分析(OD※分析)を行うほか、観光需要度や観光地としての魅力度を推計するためのシミュレーションにも取り組みます。
※ Origin(出発地)-Destination(目的地)の略

【本件のポイント】
●経済学部3年生22人が、和歌山城公園周辺の観光客に対してパーソントリップ調査を実施
●収集データを活用して観光地としての需要度や魅力度を推計するためのシミュレーションも行う
●観光客の行動実態を明らかにすることで、観光客誘致の施策提案へつなげる

【本件の内容】
近畿大学経済学部の新井ゼミでは、『地域交通政策』を軸とした「まちづくり」と「高齢者を主とする交通弱者への支援策」について研究・分析に取り組んでおり、今回は和歌山城公園周辺をフィールドワークの場として調査を実施します。
和歌山市の中心地かつ観光地である和歌山城天守閣は、コロナ禍前には年間20万人超の入場実績がある人気のスポットですが、和歌山城公園やその周辺で、どのような人が、どれだけ来ていて、どのような行動を取っているのかという調査実績はなく、観光客の行動実態が明らかになっていないことが課題でした。
そこで、和歌山市と近畿大学が協力し、和歌山城公園周辺で、1日あたり1,000人を超える国内外からの観光客を対象とした大規模なパーソントリップ調査を実施します。調査では「基本的な属性(国籍、年齢層、目的、家族・友人・職場の同僚等の団体種類など)」や「OD調査(出発地、目的地、最終目的地の確認)」および「トラベルコスト(概算の交通費)」等のヒアリングを行います。
今後、2日間の調査で収集したデータを基に、観光客の行動分析を行うほか、観光地としての需要度や魅力度を推計するためのシミュレーションも実施します。観光客の行動実態を明らかにすることで、観光エリア内の移動支援など、将来の観光客誘致につながる施策提案に寄与することをめざします。

【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)11月25日(土)、12月2日(土)10:30~17:00
場所 :和歌山城公園周辺
    (和歌山県和歌山市一番丁3、南海電鉄「和歌山市駅」から徒歩約10分)
参加者:近畿大学経済学部准教授 新井圭太
    近畿大学経済学部 3年生 22人

【関連リンク】
経済学部 総合経済政策学科 准教授 新井圭太(アライケイタ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/193-arai-keita.html