近畿大学農学部生が葛城市の特産物「二輪ギク」の収穫を体験 農業体験を通じて生産者と交流しながら農業振興を学ぶ

6月に実施した圃場見学(左)、二輪ギク(右)
6月に実施した圃場見学(左)、二輪ギク(右)

近畿大学農学部(奈良県奈良市)農業生産科学科では、学生が1年を通じて奈良県葛城市の特産物である二輪ギクの生産について学ぶ農業体験を課外活動として実施しています。6月の圃場見学、10月上旬の摘蕾作業に続き、令和4年(2022年)10月24日(月)に収穫体験を行います。一連の体験を通して、農業振興に関心・熱意を持つ学生に、現場経験を伴う学習の場を提供します。

【本件のポイント】
●農学部生が奈良県葛城市の特産物である二輪ギクの収穫を体験
●農業振興に関心・熱意を持つ学生に、現場経験を伴う学習の場を提供
●今後、二輪ギクについての情報をSNSで発信し、就農者増加や消費拡大への貢献を目指す

【本件の内容】
この農業体験では、奈良県と近畿大学が平成28年(2016年)に締結した「奈良県と近畿大学との包括的連携に関する協定」に基づき、農学部生が奈良県葛城市の生産者から伝統的な二輪ギクの生産方法について学びます。
二輪ギクは、側花と頂花の二つの花の絶妙な段差が特徴で、季節を感じる貴重な和花として生け花などで重宝されています。バランスの良い側花と頂花に仕立てるには、脇芽やつぼみを切り取る手間と熟練の技が必要で、生産に高い技術が求められるため産地が限られています。農学部生は、日本一の産地といわれる葛城市で、現場の生産者と共に農作業を体験することで、農業振興を学ぶきっかけとします。また、学んだ知識を用いて、二輪ギクの情報をSNSで発信するなど若い世代の意見を反映させたPR活動を行うことも予定しており、就農者の増加や消費の拡大への貢献をめざします。

【実施概要】
日時  :令和4年(2022年)10月24日(月)14:00~16:00
場所  :JAならけん 新庄営農経済センター
(奈良県葛城市辨之庄34−1、近鉄御所線「近鉄新庄駅」から徒歩約18分)
参加予定:農学部農業生産科学科 学生12人 

【関連リンク】
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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