「食べて学ぶ 食べて支える 難民支援プロジェクト」を実施 学生食堂で難民申請者のための寄付金付きカレーを提供

「食べて学ぶ 食べて支える 難民支援プロジェクト」打ち合わせの様子
「食べて学ぶ 食べて支える 難民支援プロジェクト」打ち合わせの様子

近畿大学国際学部(大阪府東大阪市)国際学科教授 桑名恵ゼミは、近畿大学生活協同組合の協力のもと、令和5年(2023年)11月27日(月)から12月1日(金)の期間、東大阪キャンパスの学生食堂にて、日本にいる難民申請者のための寄付金付きメニューを提供する「食べて学ぶ 食べて支える 難民支援プロジェクト」を実施します。集まった寄付金は、認定NPO法人難民支援協会(東京都千代田区)の活動に寄付します。

【本件のポイント】
●日本にいる難民申請者のための寄付金付きメニューを学生食堂で提供
●国際学部生が大学生協、NPO法人と連携し、イベントの企画、広報、運営を担当
●寄付金付きメニューを食べることをきっかけに、難民問題の現状について学ぶ機会とする

【本件の内容】
日本では、令和4年(2022年)に、3,772人の難民申請者がおり、202人の方が認定されました※。認定されなかった方も日本に滞在しており、公的支援が十分ではない現状があります。この現状を受け、近畿大学国際学部の桑名ゼミでは、日本の難民問題に取り組む「難民支援プロジェクト」を令和5年(2023年)5月に立ち上げました。
日本の難民問題について知り、支援活動のきっかけにしてもらうことを目的に、近畿大学生活協同組合の協力のもと、日本にいる難民申請者のための寄付金付きメニューを学生食堂で提供します。メニューは普段から学生食堂で人気の「たっぷりチーズカレー」とし、気軽に購入してもらえるようにしました。また、学生食堂のテーブルに掲示するチラシを制作し、難民申請者の現状などを紹介する認定NPO法人難民支援協会のコラムをスマートフォンで読めるようにしています。さらに桑名ゼミのインスタグラムに難民申請者のインタビューなどを掲載することで、学生が難民問題を身近なこととして捉えることができるようにしました。
寄付金付きメニューを食べることをきっかけとして、難民認定の厳しさや難民申請者が困窮している現状などの課題について考え、関心を高める機会とします。
※ 出典:令和5年(2023年)3月 出入国在留管理庁「令和4年における難民認定者数等について」

【開催概要】
日時:令和5年(2023年)11月27日(月)~12月1日(金)11:00~14:00
   ※ 11月30日(木)のみ 11:30~13:00
場所:近畿大学東大阪キャンパス 11月ホール地下1階
   「カフェテリアノーベンバー」
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
    近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
提供メニュー:たっぷりチーズカレー
       ※ 各日125食限定(11月30日(木)は50食限定)
料金:438円(税込、寄付額20円込)※ 学外の方も入構・購入可能

【学生代表コメント】
国際学部国際学科 3年 野藤和花子(のとうわかこ)さん
この企画を通して、どのような活動や啓発をすれば日本に逃れた難民の方を支援することができるのかについて考え、行動するきっかけになりました。難民支援プロジェクトを通して、多くの方に日本の難民認定数が少なく、日本に逃れた難民の方の衣食住がままならない現状について知ってもらうきっかけになればと思います。この機会に是非、学生食堂のカレーを食べて、日本で暮らす難民の方を支えてみませんか?
桑名ゼミInstagram:https://www.instagram.com/kuwanajapan

【関連リンク】
国際学部 国際学科 グローバル専攻 教授 桑名恵(クワナメグミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1457-kuwana-megumi.html

国際学部
https://www.kindai.ac.jp/international-studies/


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