敬老の日に電報で「ありがとう」を伝える スマホ世代の学生が、言葉と形で思いを送る「電報」を体験 近畿大学×NTT西日本グループ テルウェル西日本
近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)9月15日(木)東大阪キャンパスにて、電報事業大手のNTT西日本グループ テルウェル西日本と初めて共同で、電報を送るイベントを実施します。短い言葉で思いを伝える「電報」を利用し、敬老の日に祖父母に感謝の気持ちを送ります。
【本件のポイント】
●NTT西日本グループのテルウェル西日本として、若者に馴染みの薄くなりつつある「電報」を広める機会を創出
●敬老の日に、学生が遠くにいる祖父母に感謝の気持ちを「電報」で伝える
●サプライズ感のある「電報」を利用し、日頃なかなか伝えられない思いを送るきっかけに
【本件の概要】
近畿大学は、「電報」を知らない学生や送ったことのない学生を対象に、9月19日の敬老の日に届くよう「電報」を送るイベントを行います。改まった場にメッセージを送ることの多い「電報」の良さを知る機会として、また、大切な祖父母にサプライズとして届け、「電報」ならではの価値を知ってもらえればと、NTT西日本グループのテルウェル西日本と共同で初めて実施することになりました。
※テルウェル西日本株式会社…NTT西日本の電報事業に関わる業務を受託する会社
普段使うLINE等のSNSでは、改めてはお礼を伝える機会がなかなか持てないもの。いつまでも形に残る「電報」を用いて日頃の感謝の気持ちを送る体験をしてもらいます。
■日時:平成28年(2016年)9月15日(木) 11:00~15:00
■場所:近畿大学東大阪キャンパス 21号館1階 ピロティ
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対象:近畿大学東大阪キャンパスに通う全学部生・大学院生(参加無料)
【本件の背景】
電報は現在も、ビジネスシーンにおける就任や昇進のお祝い、結婚・お悔みごと等の際に広く利用され、日本独自の文化として社会に深く根付いています。しかし若い世代にとっては電報を利用する機会が少なく、あまり知られていないのが現状です。
そこで、今後社会へ旅立つ大学生・大学院生に、電報という文化を知ってもらえれば、というNTT西日本グループ テルウェル西日本の思いと、大切な家族に感謝の気持ちを伝える機会を電報を使って演出してみてはどうか、という近畿大学の思いが融合し、本イベントを開催する運びとなりました。近年、「教育資金贈与」の普及などにより、祖父母から学費を出してもらっている学生も増えています。しかし祖父母と一緒に住んでいない学生も多く、なかなか感謝の気持ちを伝える機会がないのも事実です。
本学がこの4月に、新入生のうち7,355人を対象に調査したところ、「最もよく利用するコミュニケーションアプリ」として、75.4%の学生が「LINE」と回答したことにも表れているように、コミュニケーション手段としてSNSが多用されている現代。「電報」は短い言葉でいかに気持ちを伝えるかの工夫が必要であり、だからこそSNSとは違った趣があり、受け手となる祖父母のサプライズ感も大きくなるということを学生が実感する機会にしたいと思います。