近畿大学医師会・大阪府医師会・日本医師会主催　講演会「医療者のワーク・ライフ・バランスを考える」

医師の生涯教育や健康セミナーなどを行っている近畿大学医師会（会長：東田有智）は、大阪府医師会・日本医師会の協力のもと、平成29年（2017年）2月9日（木）、近畿大学医学部（大阪府大阪狭山市）にて、「医療者のワーク・ライフ・バランスを考える」をテーマとする講演会を開催します。

【講演の内容】
（１）「医療安全とワーク・ライフ・バランス～縦糸と横糸の関係～」
　演者：京都大学医学部附属病院　医療安全管理室　室長　松村　由美　氏
　医療安全管理者の立場から考える患者さんの安全に繋がるワーク・ライフ・バランスとは
（２）「女性医学生の立場から」
　演者：近畿大学医学部学生連合会女学生サポート委員　近畿大学医学部4年　洪　瑞季
　現役医学生、女子サポート委員として、女子医学生が過ごしやすい環境づくりについて
（３）「女性研修医の立場から」
　演者：近畿大学医学部附属病院　初期研修医　原　佑紀子
　初期研修1年目の研修生活から考える女性医師の今後の働き方について

【開催の背景】
近年、医師をめざす女性は全体の1/3を超えるほど増加していますが、女性医師の医療現場での勤務環境には多くの課題があります。特に、長時間労働が深刻化しており、いかに仕事と生活を両立させるかが重要視されています。
本講演会では、現役医学生や研修医などが、医療に携わる者の「ワーク・ライフ・バランス」についてお話します。女性のライフイベントに関する将来の不安や自身の対応策などについて現場の意見を共有し、女性医師の仕事と生活の両立の実現に向けて、周囲がどのようなサポートをすべきかについても考える機会とします。

【講演会概要】
■日時：平成29年（2017年）2月9日（木）17：30～19：30
■会場：近畿大学医学部　円形棟大講堂・小講堂
　　　　（大阪狭山市大野東377-2　南海高野線「金剛駅」からバス約15分）
■対象：大阪府内の医学生、研修医および医師　約100人程度（入場無料）

【関連リンク】
医学部医学科　教授/医学部附属病院病院長　東田　有智（トウダ　ユウヂ）
http://www.kindai.ac.jp/meikan/590-touda-yuuzi.html