11/9(日) 空中栽培サツマイモの収穫体験会開催「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」
平成26年(2014年)11月9日(日)、近畿大学(東大阪市)は、福島県川俣町の仮設住宅に居住する方々に対し、空中栽培によるサツマイモの収穫体験会をおこないます。
【本件のポイント】
●「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」として「三角棚ソーラーシェアシステム」を川俣町に贈呈。仮設住宅に設置された
●空中栽培法では地面から離して栽培するため、土壌汚染による風評被害の心配がない
●イモの収穫と収穫後の設備活用方法等について説明
【本件の概要】
今年9月、近畿大学は川俣町復興支援として取り組んでいる「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」として、ソーラーパネルを備えたサツマイモ空中栽培設備「三角棚ソーラーシェアシステム」を福島県川俣町へ贈呈。サツマイモは仮設住宅に居住する山木屋地区の方々により栽培され、発電された電気は仮設住宅駐車場の電燈に使用されています。
空中栽培法は、本学の生物理工学部(和歌山県紀の川市)鈴木 高広 教授と堀端 章 講師による三角棚を使ってイモを多層栽培する方法で、日光を無駄なく利用し、効率良く光合成を行うことができるため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができます。また、汚染された土壌を一切使用せず地面から離して栽培するため、一部に避難指示解除準備区域が残る同町でも、放射能汚染問題の風評被害も避けられ、安心して食用に利用できます。
当日は以下のとおり、仮設住宅に居住する山木屋地区の方々を対象に、サツマイモ収穫体験会と栽培土壌の再利用方法、野菜の植え付けと栽培方法などについて説明会を実施いたします。
日 時:平成26年(2014年)11月9日(日) 9:00~10:00
場 所:川俣町農村広場仮設住宅(福島県伊達郡川俣町大字東福沢字坊ノ入1-1)
対 象:川俣町仮設住宅の方々