9/19(土)南大阪医療安全ネットワーク主催「医療事故調査制度」ワークショップ開催 ~10/1の医療事故調査制度施行に向けて~ 近畿大学医学部附属病院

近畿大学医学部附属病院(大阪狭山市、病院長:奥野清隆)では、平成27年(2015年)9月19日(土)に医療従事者向けの「医療事故調査制度」ワークショップを開催します。これは、近畿大学医学部附属病院 安全管理部・医療安全対策室 室長の辰巳陽一が代表幹事を務める「南大阪医療安全ネットワーク」が主催するものです。

【本件のポイント】
● 10月1日から開始される「医療事故調査制度」に関しての対応法を話し合う機会を提供
● 他施設との共通項および各施設の規模、内容に合わせた方針を確立し共有

【ワークショップの概要】
「南大阪医療安全ネットワーク」は、南大阪地域での医療安全情報の共有を目的として、平成25年(2013年)8月に8施設の幹事病院を中心に発足しました。

今回のワークショップでは、10月1日より導入される医療事故調査制度の施行に向けて、南大阪地域の各医療施設で一定の共通認識を持つために、医療事故調査制度の法的解釈およびその具体的な運用方法の基本的な考え方を提示し、話し合いの場を設けます。この研修をうけて、各施設の規模、内容に沿った対応方法を自ら導き出していただくことをゴールとしたいと考えています。

■日  時:平成27年(2015年)9月19日(土)14:00~17:00
■会  場:近畿大学医学部附属病院 円形棟大講堂(大阪府大阪狭山市大野東377-2)
■内  容:医療事故調査制度改変について
      講演及びパネルディスカッション方式での意見交換
■講  師:長谷部 圭司 氏(北浜法律事務所 弁護士・医師)
      辰巳 陽一(近畿大学医学部附属病院 安全管理部医療安全対策室 室長)
■対  象:医療従事者、管理者の方(定員200人)
■申込方法:下記へお問合せください
■お問合せ:南大阪医療安全ネットワーク事務局
      近畿大学医学部附属病院内 安全管理部医療安全対策室
      TEL(072)366-022(内線3148)

【本件の背景】
医療現場では、他病院と意見を交換する機会の少なさや病院の内情の違いが障害となり、医療安全に関する情報共有が困難な状況にありました。この問題を解消するため、平成25年(2013年)8月に「南大阪医療安全ネットワーク」を発足させ、各医療機関からの医療安全情報・医療事故が起きた際の対応事例等について施設を超えて共有し、病院の規模に関わらず地域全体で共有することを目的に活動しています。

活動内容は、当番制で2カ月毎に開催している、“具体的な対策を地域の病院に持ち帰って頂く”ことを目的とした医療安全トピックスの研修会と、医療安全、医事紛争などを自由に質問することができるメーリングリストを用いた情報共有を中心としています。今回は、10月1日からの「医療事故調査制度」施行に向けて、情報交換および意見交換会を開催します。

【南大阪医療安全ネットワーク参加病院】
代表幹事:近畿大学医学部附属病院(安全管理部医療安全対策室室長 辰巳陽一)
幹事病院:近畿大学医学部附属病院/ベルランド総合病院/大阪南医療センター/PL病院/
     大阪府済生会富田林病院/耳原総合病院/堺市立総合医療センター/大阪労災病院の8施設
その他、南大阪エリア50施設の病院が加盟しており、参加につきましては、南大阪地域にとどまらず、この取り組みに賛同する医療機関を広く受け入れています。

【関連リンク】
医学部 医学科 教授 辰巳 陽一
http://www.kindai.ac.jp/meikan/586-tatsumi-youichi.html

過去に実施したワークショップで熱心に耳を傾ける参加者ら
過去に実施したワークショップで熱心に耳を傾ける参加者ら

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