ニューノーマルな就職活動 「カメラ映りチェック会」は今後必須の就職支援
~時代に合う就職サポートを実施したい~
麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では、キャリアセンターや就活サポーター※が就職活動を間近に控えた3年次生に向けて、ウィズコロナ時代に沿った就職活動のサポートとして、「カメラ映りチェック会」「グループディスカッション体験会」を実施しました。
※就活サポーターとは、有志の4年次生が下級生の就職活動を支援する学生主体の就活サポートチームです。2004年にスタートし、毎年メンバーを入替えて活動しています。2021年度は6名の学生が活躍しています。
現在、コロナ禍も加速し、就職活動では各企業がオンライン面接やオンラインディスカッションを積極的に取り入れており、ニューノーマルな就職活動として定着しつつあります。学生も2020年度は急にオンラインでのやりとりが増え、中には「目線が合わない」「照明が暗い、明るすぎる」「背景に部屋の様子が映ってしまう」など、様々な新しい課題があり、カメラの映り方に慣れていない学生たちは苦戦を強いられました。対面での活動と比較すると、オンラインでは面接官が目で得られる情報が少なくなるため、こうした些細な点がマイナス印象となることもあります。
そこで、キャリアセンターでは2021年度より、就職活動を控えた3年次生に向けて、「カメラ映りチェック会」を実施し、学生1人ひとりのカメラ映りをキャリアセンターのスタッフがチェックし、指導しました。参加した学生からは、「カメラを見る自分の目線が上すぎる、下すぎることに、初めて気が付きました。目線が合っていないと、圧迫感や違和感があるため、やはりオンラインでも目線を合わせることが大切だと分かりました」などの声があがりました。
また、「就活サポーター」は、自身のリアルな体験から「グループディスカッション体験会」をZoomで開催することを企画し、19名の3年次生が参加しました。本企画実施のきっかけは「グループディスカッションは選考の序盤に行われる事が多いのに、きちんと対策ができずに難しかった。グループディスカッションに慣れる場を後輩に作ってあげたい」という想いから始まり、キャリアセンター職員と一緒に実施することができました。参加した学生は、「先輩方からのフィードバックを通じて、自分の良い部分や改善点を明確にすることができました。インターンシップ等で経験したグループディスカッションとはまた違い、改めて自分を客観視することができたプログラムでした」とコメントしています。
今後も、本学のキャリアセンターは学生一人ひとりに合わせた手厚い就職活動の支援をしていきます。
【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘) に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグ ローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 世界大学ランキング日本版」の国際性分野では 2017 年から連続して千葉県 1 位の評価を受けています。