めざせ!未来の昆虫博士 昆虫学研究室が虫好きの子供向けイベントを開催

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、平成30年(2018年)10月21日(日)、農業生産科学科准教授 香取 郁夫(かんどり いくお)と講師 米谷 衣代(よねや きぬよ)が指導する昆虫学研究室と、昆虫科学研究センターISRCが共催で、奈良キャンパス内にてイベントを開催します。

【本件のポイント】
●自然や昆虫と触れ合う機会を子供たちに提供
●近畿大学農学部での昆虫研究の最前線をわかりやすく紹介
●昆虫好きな子供たちが、将来の目標を見つけるきっかけに

【本件の概要】
近年の日本では、自然環境が減少し子供たちが自然とふれ合える機会が減っていますが、子供の「昆虫」に対する興味は変わらず、「昆虫博士を目指しているが、将来的にどこで研究ができるのか」という保護者の声も聞かれます。このような状況をふまえ、近畿大学農学部昆虫学研究室では、平成29年(2017年)に昆虫科学研究センターISRCの協力を得て、一般市民向けの見学ツアーを実施し好評を得ました。
本年は、農業生産科学科講師 米谷 衣代による子供向けの講演「ヒーローこんちゅう、わるいムシをたおす!~農業での天敵利用について~」をはじめ、野外でキャンパス周辺の昆虫観察、昆虫の顔を工作するワークショップ、研究施設見学等の多彩な内容を予定しています。昆虫博士を目指す子どもたちが、夢へ一歩近づけるようなツアーを開催します。

■日時:平成30年(2018年)10月21日(日)13:00~15:30
■場所:近畿大学農学部 新教室棟 212教室
    (奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバスで10分)
■対象:一般の方(定員50人・要事前申込み ※年齢3才~小学生以下は保護者同伴)
■費用:実験材料費 1,000円(子供1人につき必要、保護者無料)

【近畿大学農学部昆虫学研究室について】
近畿大学農学部昆虫学研究室は昭和33年(1958年)近畿大学農学部設置と同時に開設された、害虫学研究室をはじまりとする歴史のある研究室です。現在は3年生14人、4年生16人、院生2人の計32人が所属しており、第1期卒業生から現在に至るまでおよそ700人の卒業生を輩出しています。送粉(花粉媒介)昆虫の農業利用、害虫を退治するための天敵や匂い物質の利用など農業に関わる研究のほか、昆虫の行動生態や昆虫と植物の相互作用に関する研究などを行っています。

【講師プロフィール】
近畿大学農学部農業生産科学科 講師 米谷 衣代(よねや きぬよ)
学   位:博士(理学)
専門分野 :生態学
研究テーマ:植物の香りを介した生物間の相互作用網の解明、植物の香りを利用した害虫管理法の開発、植物上に残留した動物のDNAの回収方法の開発

【昆虫科学研究センターISRCについて】
昆虫科学研究センターISRCでは関西エリアを中心に、毎週「カマキリ先生の昆虫教室」を開講したり、小学校や幼稚園への出張教室や、企業や文化サロンとコラボした講演会を行ったり、様々な場所で子供の自然教育に関する活動を実施しています。子供たちが昆虫を通じて、自然の大切さ、生き物が持つ生きる知恵などを肌で感じる機会を提供し、さらに自身で様々な疑問をもち、考え、発言する力を育てることをテーマとして活動しています。

■設    立:平成29年(2017年)3月
■代    表:渡部 宏(近畿大学農学部卒業生)
■所 在 地 :兵庫県西宮市菊谷町12-44
■事業内容  :平日昆虫教室 週末親子昆虫教室 教育機関への出張講演等
■ホームページ:http://kamakiri.sub.jp

【関連リンク】
農学部農業生産科学科 准教授 香取 郁夫(カンドリ イクオ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/156-kandori-ikuo.html

農学部農業生産科学科 講師 米谷 衣代(ヨネヤ キヌヨ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/2067-yoneya-kinuyo.html

昨年のイベントの様子
昨年のイベントの様子

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