「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」発表  最もCMが増えた企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」、 最もCMが増えた商品は「アサヒスーパードライ」、 「ふるさと納税」関連CMも増加

株式会社サイカ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:平尾 喜昭、以下 サイカ)は、オフライン広告(*1)領域における独自の調査・研究レポートの第6弾として「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」を発表いたします。これは、各企業・各商品の年間CM放送回数データを比較し、2017年に比べて2018年のCM放送回数が特に増えた企業・商品をランキングにしたものです。

タイトル画像
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調査結果サマリー

●2018年に最もCM放送回数を増やした企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」、人材、旅行、買取関連サービスも複数ランクイン

2018年に最もCM放送回数を増やした企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」で、2017年のCM放送回数からの増加率は+293.4%でした。

また、以下のような領域でサービスを提供する企業が複数ランクインしています。
・人材(リクルートキャリア、パーソルキャリア、ビズリーチ)
・旅行関連(オープンドア、エクスペディアジャパン)
・買取サービス(デファクトスタンダード、BuySell Technologies)

また、上記とは逆にCM放送回数を減らした企業としては、以下のような企業が見られました。(*2)
・「仮想通貨」関連サービス
・ファストファッションブランド
・電機メーカー

●2018年に最もCM放送回数を増やした商品は「アサヒスーパードライ」、他にも「ふるさと納税」関連や一般用医薬品、化粧品などがランクイン

2018年に最もCM放送回数を増やした商品は「アサヒスーパードライ」で、2017年のCM放送回数からの増加率は+594.5%でした。大手飲料メーカーの提供する商品では唯一のラインクインとなりました。

また、商品別ランキングからは以下の傾向もうかがえました。
・「ふるさと納税」関連サービスが複数ランクイン(ふるさとチョイス、さとふる)
・一般用医薬品、化粧品が多数ランクイン

尚、ランキングおよびレポートは下記のURLでも公開中です。
https://xica.net/magellan/column/201902-01/

ランキング一覧

◆2018年にCM放送回数が増えた企業TOP30
順位/企業名/前年比
1位 ウォルト・ディズニー・ジャパン +293.4%
2位 スマートニュース +257.7%
3位 リクルートキャリア +241.6%
4位 パーソルキャリア +176.4%
5位 くらコーポレーション +172.8%
6位 全日本空輸 +164.7%
7位 パフォーム・グループ +156.8%
8位 TBCグループ +154.1%
9位 さとふる +150.4%
10位 デファクトスタンダード +143.1%
11位 SKECHERS JAPAN +119.7%
12位 ビズリーチ +118.0%
13位 オープンドア +116.3%
14位 エクスペディアジャパン +115.1%
15位 エモテント +110.5%
16位 イオンモール +108.8%
17位 BuySell Technologies +100.6%
18位 ACジャパン +98.1%
19位 カカオジャパン +97.5%
20位 協和 +97.4%
21位 SMBCモビット +95.6%
22位 ダイキン工業 +92.4%
23位 JXエネルギー +91.6%
24位 シオノギヘルスケア +90.1%
25位 アットホーム +86.4%
26位 日本郵便 +84.2%
27位 日本サンガリアベバレッジカンパニー +82.8%
28位 富士フイルム +81.8%
29位 北海道文化放送 +80.2%
30位 いすゞ自動車 +80.2%

◆2018年にCM放送回数が増えた商品TOP30
順位/企業名/商品名/前年比
1位 アサヒビール アサヒスーパードライ +594.5%
2位 スズキ スペーシア +542.8%
3位 オリエンタルランド 東京ディズニーリゾート +377.4%
4位 Cygames プリンセスコネクト!Re:Dive +351.2%
5位 武田コンシューマーヘルスケア アリナミンEXプラス +327.0%
6位 日本アルコン デイリーズトータルワン +321.5%
7位 龍角散 らくらく服薬ゼリー +321.3%
8位 トラストバンク ふるさとチョイス +301.6%
9位 ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX +271.2%
10位 P&Gプレステージ SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス +267.2%
11位 三井不動産レジデンシャル 企業CM +266.8%
12位 全日本空輸 企業CM +260.1%
13位 スマートニュース スマートニュース +257.7%
14位 富山常備薬グループ ヘルスオイル +256.0%
15位 アットホーム 企業CM +238.0%
16位 ACジャパン 全国キャンペーン・2020年に向け、日本を考えよう +218.8%
17位 大東建託 賃貸経営受託システム +203.1%
18位 アマゾンジャパン amazon +202.9%
19位 パナソニック 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ +194.1%
20位 リクルートホールディングス ゼクシィ相談カウンター +184.1%
21位 参天製薬 サンテ ボーティエ +182.3%
22位 創味食品 創味シャンタン +179.5%
23位 シオノギヘルスケア パイロンPL顆粒 +173.5%
24位 小林製薬 パーシャルデント +165.1%
25位 リクルートホールディングス SUUMO +159.3%
26位 岸和田グランドホール 岸和田グランドホール +157.8%
27位 パフォーム・グループ DAZN +156.8%
28位 バイエル薬品 エレビット +155.0%
29位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント パズル&ドラゴンズ/パズドラレーダー +153.2%
30位 さとふる ふるさと納税「さとふる」 +150.4%

その他の調査結果

●全体のCM放送回数は2017年から減少
全体のCM放送回数は、2017年の8,014,597回に対し2018年は7,917,274回と、前年比-1.21%の減少となりました。
電通の調査(*3)によれば、2017年の「テレビメディア広告費」は2016年比99.1%と減少しています。2018年は、広告費の増減は現時点では不明であるものの、テレビCM放送回数においては2017年から減少する結果となりました。

●地域別のCM放送回数は、いずれの地域も2017年から減少、最も減少した地域は札幌
地域別のCM放送回数は、いずれの地域も2017年から減少し、増加した地域はありませんでした。
CM放送回数が最も減少した地域は札幌で、2017年のCM放送回数からの減少率は-3.62%でした。

グラフ_地域別CM放送回数の前年比

グラフ_地域別CM放送回数の前年比
グラフ_地域別CM放送回数の前年比

調査の概要

●調査名
2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング

●調査対象期間
(1) 2017年1月1日~2017年12月31日
(2) 2018年1月1日~2018年12月31日

●調査方法
対象期間のCM放送回数を比較し、前年比で2018年CM放送回数の増加率が高い企業・商品をランキングした。

※調査対象
 企業別:対象期間内に1,500回以上CMが放送された企業
 商品別:対象期間内に1,000回以上CMが放送された商品
※調査対象企業数:4,275社
※調査対象商品数:29,092商品
※CM放送回数の総計
 2017年:8,014,597回、2018年:7,917,274回

●留意点
各企業・各商品の放送回数は一定の計算方法により算出されており、個別の企業に対する調査等は一切行っておりません。そのため、このランキングは正確性を保証できるものではありません。本記事の情報を利用された場合に生じる損害について、株式会社サイカは一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

本ランキング作成の背景

テレビCMなどのオフライン広告は、国内で1年間に約5兆円(*4)の費用が使われながらも、効率的な広告出稿や効果測定の手法が確立しておらず、情報も得にくい領域です。
そのような現状に対し、インターネット広告とオフライン広告の統合的な分析を可能にするマーケティングツール「XICA magellan(マゼラン)」を提供するサイカは、オフライン広告領域の実態を明らかにすべく、調査・研究を行っています。
その調査・研究結果の第6弾として、「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」レポートを作成いたしました。

●株式会社サイカについて http://xica.net/
サイカは、“すべてのデータに示唆を届けすべての人に幸福を届ける”というミッションのもと、2012年の創業以来、統計分析システムの企画・開発・提供分野において急成長を続けているITプロダクト開発企業です。創業当時より「分析のプロ」ではなく「現場のプロ」であるビジネスパーソンをユーザー対象としており、その独自戦略のもとに鍛え上げられた、プロダクトの操作性と直観性が高く評価されてきました。

●XICA magellanについて http://xica.net/magellan/
インターネット広告(リスティング広告、動画広告など)、テレビCM、交通広告など多種多様な広告の効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出することで、企業の全体最適なマーケティング活動を支援します。2016年9月の販売開始から約1年で、すでに国内の広告宣伝費トップ100企業(*5)の1割の企業で広告分析にマゼランが利用され、高い評価を得ています。

1 オフライン広告とは、インターネットを介さない広告のことで、テレビCM、ラジオ、新聞、雑誌、チラシなどが含まれます。
2 CM放送回数を減らした企業のランキングは、本レポートに掲載しておりません。
3 出典:2017年(平成29年)日本の広告費|株式会社電通|2018年2月22日
 ( http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0222-009476.html )
4 出典:2017年(平成29年)日本の広告費|株式会社電通|2018年2月22日
 ( http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0222-009476.html )
5 出典:「広告宣伝費」が多いトップ300社ランキング|東洋経済オンライン|2017年09月10日
 ( http://toyokeizai.net/articles/-/187757 )


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