Withコロナの新しい語学研修 海外研修の代わりにVR空間で海外にいる講師と英会話レッスン

事前に行ったVR体験の様子
事前に行ったVR体験の様子

近畿大学附属広島中学校東広島校(広島県東広島市)では、生徒のテクノロジーと語学への興味を高めること目指し、VRを活用した英会話レッスンを開講します。コロナ禍で中止が続く海外研修をVR空間に置き換え、海外にいる外国人講師とともにグループレッスンに取り組みます。

【本件のポイント】
●VRの活用によって、海外と同等の英会話グループレッスンとコミュニケーションをVR空間で体験
●テクノロジーに対する生徒の興味関心を高め、STEAM教育※ の一助とする
●コロナ禍で海外語学研修ができない生徒が、生きた英語を学ぶ機会

【本件の内容】
近畿大学附属広島中学校東広島校では、国際社会で活躍できる人材育成を目指して、語学教育を強化すべく、全員に実施するオンライン英会話や希望者によるオーストラリア海外研修に長年取り組んできました。しかし、コロナ禍での海外研修の実施は難しく、2年にわたって中止が決定しています。
そこで、本学が普段利用している、オンラインの「Weblio英会話」を展開するGRASグループ株式会社(東京都港区)と、VRでの英会話空間を提供するEdtechベンチャー企業「immerse」(アメリカ合衆国カリフォルニア州)に協力を依頼し、VR空間での英会話レッスンを実現しました。
今回生徒が体験する「Weblio英会話VR powered by immerse」は、同時に数人の生徒がVRゴーグル(Oculus Quest 2)を装着し、フィリピンにいる外国人講師とともにアバターとして同じVR空間に入り、さまざまな環境で見て・触れて・動き回ってゲームやアクティビティを体験しながら、英会話を楽しみます。国境を越えたVR空間での交流を通して、英会話だけでなく、コロナに負けないコミュニケーションについて考え、5GとSociety 5.0の社会の中でテクノロジーと向きあう機会とし、STEAM教育への一助とします。
※ STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。

【実施概要】
日時:令和3年(2021年)3月24日(水)~26日(金)各日10:00~16:00
場所:近畿大学附属広島中学校東広島校 2階 情報教室
   (広島県東広島市高屋うめの辺2番、
    JR山陽本線「西高屋駅」から徒歩約15分)
対象:1年生の希望者12人程度
内容:VRゴーグル(Oculus Quest 2)を装着し、海外にいる外国人講師とVR空間で英会話レッスンを行う。生徒3人と外国人講師1人のグループレッスンを、午前2グループ、午後2グループで実施。

【関連リンク】
近畿大学附属広島中学校東広島校
https://hh.kindai.ac.jp/


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