【星のや京都】新緑が木陰をつくる気持ちのよい庭で「新緑の青空狂言」2022年も開催|期間:2022年5月9日~6月13日の毎週月曜日

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年5月9日~6月13日の毎週月曜日に、新緑のなか晴れやかな朝を大笑いで迎える「新緑の青空狂言」を2022年も開催します。本アクティビティでは、緑さわやかな青もみじの下でコミカルな狂言を観てひと笑いしたあと、狂言の笑いの型をならって身体全体を使って大笑いします。狂言を演じ、笑いの型を教える講師は、400年の歴史を持ち京都を中心に活躍する「茂山千五郎家」の狂言師です。2019年の開催以来好評のため、2022年はさらに大笑いできる演目に変更して開催をします。澄んだ空気とみずみずしく生命力ある新緑が心地よい朝、狂言を鑑賞し身体全体を使って大笑いすることで、晴れやかな気分になります。

開発背景

狂言は600年以上の歴史をもち、日本の伝統芸能である「能楽」として能とともにユネスコの無形文化遺産に認定されています*1。現代の言葉とあまり変わらない台詞で構成され、庶民の生活の中の風刺や失敗談がユーモラスに描かれた親しみやすい芸能です。朝日に輝く青もみじが清々しい奥の庭で、朝一番にお腹の底から大笑いすることで、晴れやかな気持ちになってほしいと考えています。
*1 文化庁

特徴1 昨年から演目を変更。ダイナミックな掛け合いでさらに大笑い【NEW】

2022年は、昨年までの「棒縛り(ぼうしばり)」から、よりダイナミックでコミカルな掛け合いが楽しめる「太刀奪(たちうばい)」へ演目を変更します。太刀奪は、「盗人(ぬすっと)をとらえて縄(なわ)を綯(な)う」ということわざを舞台化したどたばた劇で、登場人物たちのユーモラスな台詞と動きが笑いを誘います。

【太刀奪 あらすじ*2】

主人と太郎冠者(たろうかじゃ)が北野天満宮へ参詣(さんけい)に行く途中で、別の参詣人が持った見事な太刀に目を付けます。太郎冠者は主人のために奪ってあげようと、主人の小刀を借りてその男に近づきますが、トンマな太郎冠者は反対に不審者だと太刀で脅され、小刀を取り上げられてしまいます。それを取り返すべく、帰り道を二人して待ち伏せてマンマと主人が男を取り押さえるのですが、「縄を持て」というと、太郎は縄を綯い始める始末。これこそ「盗人を捕らえて縄を綯う」です。ようやく綯い上がった縄も主人がいうようには掛けられません。最後に後ろから掛けろといわれて掛けたのですが、男はヒョイとうつ伏せになって、主人にしか縄が掛からず、男は喜んで逃げ去るのです。
*2 茂山千五郎家 「和伝書 狂言・茂山千五郎家の和らい」 2015年

特徴2 笑いの型をならい、お腹の底から大笑いする

太刀奪の鑑賞でひと笑いした後、狂言師から「構え」と呼ばれる基本姿勢や発声をならい、神や大名が笑う姿を表す型「大笑い」を実践します。大笑いは、身体の重心を低く落としてお腹の底から大声を出す、笑いの型の一つです。狂言では登場人物の喜怒哀楽(きどあいらく)を大げさに表現するため、笑う演技で身体全体を大きく使います。清々しい新緑のなかで姿勢を整え、参加者全員で大きな声を出して笑います。

特徴3 青もみじが清々しい奥の庭で朝一番の大笑い

本アクティビティを開催する奥の庭は、樹齢400年を超えるもみじの木がやわらかな木陰をつくる気持ちのよい庭です。対岸の小倉山の木々と翡翠色の大堰川(おおいがわ)が見渡せる開放感のなか狂言を鑑賞することで、周りに気兼ねなく大笑いができます。清々しい青もみじと澄んだ空気が心地よい朝に、晴れやかな気持ちになります。

特徴4 歴史ある茂山千五郎家の狂言を楽しく鑑賞する 

十四代目当主、茂山千五郎
十四代目当主、茂山千五郎

狂言を演じるのは、「能楽師大蔵流(おおくらりゅう)狂言方 茂山千五郎家」です。江戸時代初期から約400年続く歴史を持ち、現在は十四代目を当主として京都を中心に全国で活躍しています。茂山千五郎家は関西でやわらかい笑いを中心に活動をしてきたため、武家式の格式ばった狂言ではない、「和らい」と表現される心和む笑いが特徴です。現代でも親しみやすい題材がコミカルに演じられる狂言で、朝から大笑いができます。

「新緑の青空狂言」概要

期間:2022年5月9日~6月13日の毎週月曜日
料金:無料
予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/kyoto/)またはフロントにて、前日20:00まで受付
場所:星のや京都施設内の奥の庭
時間:10:00~11:00
対象:宿泊者
定員:8名
備考:状況により、開催日程・時間・演目が一部変更になる場合があります。

■星のや

「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
URL :https://hoshinoya.com

星のや京都

平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、伝統的な日本料理に軽やかな遊び心を加えた料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数 25室
https://hoshinoya.com/kyoto/

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ


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