救急救命士法改正に対応!消防機関らに救命士育成VRセミナーを実施。文科省事業の一環として全国各地の消防機関が参加する遠隔学会セミナー

〜10月31日(日)日本病院前救急救命学会学術集会にてYouTubeライブ配信〜

 この度株式会社ジョリーグッドは、10月31日(日)に国士舘大学世田谷キャンパスで開催される「第7回日本病院前救急救命学会学術集会」にて全国7カ所の消防機関と、救急救命士を養成する専修学校を繋いだ遠隔VRセミナーを実施します。また本セミナーの様子をYouTubeにてライブ配信を行います。
 2021年10月1日(金)に救急救命士法が改正され、救急救命士による病院内での一部処置が可能になり、救急救命士の活躍の場が拡大しています。2024年に施行が迫る医師の働き方改革の観点からも、タスクシェア先である救急救命士に期待が集まる中、コロナ禍ではリアルな臨地実習などの教育が困難な状況です。今回の遠隔VRセミナーでは、コロナ禍でも教育をストップせず、既にVRを授業に取り入れている日本体育大学、湘央生命科学技術専門学校の両校教員が実演を交え遠隔VR授業を行います。

■各学校が取り組む教育や、法改正に伴う課題などを熱くディスカッション

テーマ『教育施設におけるVRシステムを使用した救急救命士教育』

第7回日本病院前救急救命学会学術集会 セミナー概要

日時:2021年10月31日(日)12時〜13時30分
会場:国士舘大学 世田谷キャンパス(※オンライン開催)
登壇者:座長:鈴木健介(日本体育大学大学院 保健医療学研究科 准教授)
・小川理郎(日本体育大学大学院 保健医療学研究科 教授)
・中島秀明(湘央生命科学技術専門学校 救急救命学科 主任)
・瀧本俊幸(株式会社ジョリーグッド 営業戦略部 ビジネスプロデューサー)

YouTubeライブ配信事前申し込みはこちら:https://share.hsforms.com/1k2yd0BZOSbWnWWBLqOE8Rg31q8t

日本病院前救急救命学会HP:https://www.jspels.com/

 また本医学会での遠隔VRセミナーは、法改正の対策として推進してきた「救急救命向けVR教育プログラム開発事業」の一環として行われ、また本事業は文部科学省の「令和2年度専修学校における先端技術利活用実証研究」に採択されています。

■医療逼迫を救う救急救命士!だが法改正に伴う教育方法は?

 2024年の医師の働き方改革執行に向けて、医療機関に所属する救急救命士の活躍範囲が拡大し、「病院前」から延長して「救急外来」においても、救急救命処置を可能とする法律が2021年10月1日に施行されました。それに伴い、救急車両内と院内での違いに着目した院内研修が義務付けられました。しかし、コロナの影響で臨床実習が制限される中での教育方法が確立されておらず、義務付けられた院内研修での教育方法が目下の課題となっています。またこれは、現役の救急救命士だけではなく、これから救急救命士を目指す学生にとっても同様となり、従来実施されていた救急車両の同乗実習や臨地実習などにおいても非接触の新たな教育方法が求められています。

■医学会で行われる次世代教育の最先端をライブ配信

 本セミナーでは、「病院前」から「救急外来」まで救急救命士が担う救急救命処置の対象範囲拡大に伴う教育現場の課題や、非接触遠隔VRセミナーの様子をどなたでもライブ視聴することができます。
現状、救急救命士の多くが消防機関に所属しているため、インホスピタルにあたる傷病者搬送後の病院内での処置や、病院内でのチーム医療に触れる機会が乏しい現状があります。本セミナーでは全国の消防4機関、専修学校2校をオンラインとVRで繋ぎ、現役の救急救命士への再教育、消防に勤務しながら救急救命士を目指す消防士への教育効果や学生への次世代教育の実証を実施します。

YouTubeライブ配信事前申し込みはこちら:https://share.hsforms.com/1k2yd0BZOSbWnWWBLqOE8Rg31q8t

<使用コンテンツ>
 傷病者についての情報を受け、現場に急行し、現場で必要な救護を行い搬送するプレホスピタル。
実際に救急搬送された患者の外傷症例コンテンツを用いて、緊迫した病院内での救急救命処置を体験学習するインホスピタル。360度の視野で、メディカルスタッフ全体の動きやバイタルデータなども医師目線で見回し、チーム医療を学ぶ。

▲プレホスピタル(病院前)
▲プレホスピタル(病院前)
▲インホスピタル(病院内)
▲インホスピタル(病院内)

■非対面・非接触の新感覚医療教育「多接続リモートVR臨床システム」

 本セミナーは、ジョリーグッドが開発したVR臨床実習プラットフォーム「オペクラウドVR」の遠隔機能「多接続リモートVR臨床システム」(以下 本VRシステム)を活用して実施します。本VRシステムは、講師と受講者が一箇所に集まることなく、どこからでも治療スタッフの視野を一斉に体験できる次世代型医療教育システムです。受講者らが多数の場合でも、臨床現場の同じ位置に立っているかのようなヴァーチャル実習を一斉に体験でき、講師はタブレットアプリでアノテーションすることで、視野を誘導することができます。

■法改正前から法改正を意識した質の高い教育を実施

日本体育大学大学院 保健医療学研究科  鈴木健介 准教授
日本体育大学大学院 保健医療学研究科  鈴木健介 准教授

「本学では、法改正の議論前からチーム医療や感染対策などを重要視し、病院実習前に特別補講を実施していました。今後ガイドラインの研修内容に加え、本学独自の特別補講をより効果的に学べるよう取り組む予定です。具体案として現在、医療機関でVR撮影を行い、VRと同じ状況をシミュレーションする授業展開を計画しています。VRによって講義では学べない「現場」を再現し、質の高い教育環境を作り、現場で活躍できる救急救命士の養成を行っていきます。」

■日本体育大学

保健医療学部 救急医療学科(https://www.nittai.ac.jp/) 健康医療系 (旧)救急蘇生災害医療学研究室(https://nittai-ems.com/

 日本体育大学 救急医療学科は、救急医療、蘇生医療、災害医療の3つの柱として、それぞれ国際的な立場で実践活動・指導のできる救急救命士を育成します。医療人として求められる高い倫理観と崇高な精神を徹底的に教育し、日本の各分野で活躍中の多数の著名人からの特別講義や国家試験対策が充実し、専門家からの質の高い講義と実践的な実習を行っています。当学科は、学科の独自性を追及し救急救命士としての標準的な知識と技術の維持を目指すために今後求められる再教育の環境と生涯教育を整備しています。

■VR臨床教育プラットフォーム「オペクラウドVR」(https://jollygood.co.jp/opecloud

 オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線の技を360度視点で体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。
本サービスは、コロナ重症患者で需要が増した人工心肺ECMOのトレーニングや、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センターへの導入の他、医療機器メーカーの安全教育など、医療技術を牽引する多様な機関で豊富な導入実績を誇っています。

■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/

 ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。