「近畿大学工業高等専門学校建築学生による、名張市旧市街地のフィールドワーク」について
名張市と近畿大学工業高等専門学校(以下、近畿大学高専という。)は、令和4年度から名張市旧市街地における歴史的建造物の調査と活用を進める為に共同研究を行なっています。このたび、令和6年4月16日(火)に近畿大学高専総合システム工学科都市環境コース(建築系)の5年生(15名)と4年生(26名)が、名張市旧市街地のフィールドワークを実施します。
【フィールドワークについて(小雨決行)】
<5年生>
期日:令和6年4月16日(火)9:05~12:00
場所:集合…名張駅前交番(名張市平尾2960)
解散…名張藤堂家邸跡(名張市丸の内54-3)
<4年生>
期日:令和6年4月16日(火)13:45~16:30
場所:集合…名張駅東口降車用バス停(名張市平尾2961)
解散…名張藤堂家邸跡(名張市丸の内54-3)
【授業課題の内容とフィールドワークについて】
5年生の建築設計製図IIでは、名張市旧市街地を対象に課題を組み立てており、第一課題では「名張市旧市街地の再生提案」に取り組みます。学生はフィールドワークによって、名張市旧市街地の現状を把握し問題点を取り上げます。そして各自が抱いた問題点に対し、実践を通して解決できる具体的な方策を提案します。これにより、第二課題と第三課題で予定している設計課題に要求される創造力と論理的思考力を養います。
また、4年生の造形デザイン演習IIでも、名張市旧市街地を対象とし、第一課題では「若ものが見つけた名張市旧市街地の魅力を発信する動画の制作」に取り組みます。学生はフィールドワークによって、人々が気付かない名張市旧市街地の魅力を発見し、それを動画によって発信し伝える力を養うことで、第二課題(名張市旧市街地にある公園をSNSでバスらせるオブジェの模型制作)で必要とされる表現力と造形力を養うことに加え、5年生で履修する建築設計製図IIでの設計課題に繋がる力を養います。
フィールドワークでは「やなせ宿」と「名張藤堂家邸跡」における名張市職員によるレクチャーに加え、「旧喜多藤」では特別見学会を行います。
【関連リンク】
近畿大学工業高等専門学校
https://www.ktc.ac.jp/