ドゥ・ハウス「食品ロス」に関するアンケート結果を発表。 6割の人が牛乳の期限を気にして購入している
株式会社ドゥ・ハウスは、ネットリサーチ(QiQUMOを利用して調査)で、全国の20代~60代の男女を対象に「食品ロス」に関するWEBアンケートを実施しました。調査期間は2023年10月5日(木) ~ 2023年10月6日(金)。有効回答は1000人から得ました。
調査サマリ
●6割の人が牛乳の期限を気にして購入している
●食品は安いときに買ってストックしている人は53.8%。一方で、買い置きを忘れている場合も
●「フードロス」の認知率は8割
6割の人が牛乳の期限を気にして購入している
お店で賞味期限、消費期限を気にして選んでいる食品を聞いたところ、牛乳が61.4%でもっとも多くなりました。牛乳は1リットルのパックで売られていることも多く、その量を飲み切る期間を考えて購入している人が多いのかもしれません。
食品は安いときに買ってストックしている人は53.8%。一方で、買い置きを忘れている場合も
食品に対する傾向を聞いたところ「食品は安いときに買ってストックしている」人(「とても当てはまる」「まあ当てはまる」の合算)は53.8%で、半数以上の人が当てはまっていました。一方で、「食品を購入した後で、買い置きがあったことに気づいたことがある」人(「とても当てはまる」「まあ当てはまる」の合算)は47.6%でした。お得だと思って購入した食品が、まだ家にストックとしてあったという人も一定数の割合で存在している可能性があります。
「フードロス」の認知率は8割
「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)は、令和元年10月1日に施行されてから5年。持続可能な開発目標であるSDGsにも食品に関する項目があることから、目にする機会も多いのか、「フードロス」という言葉の認知は79.3%で8割近くの方がありました。
賞味期限、消費期限に対する成功談、失敗談
賞味期限内に食べようと思っていた商品ではあったが意外と忘れてしまって、賞味期限が切れており破棄することが多いことが失敗談です。缶詰などは保存がきくので、結構、賞味期限内に食べられることが多いので成功談です。ローリングストックをしています(40代女性)
賞味期限・消費期限に関しては、たくさん買わない、食べ切れる分を購入するようにしている。夫婦2人暮らしなので食べ切りサイズや少量パックなどを購入して使い切っている。多少コスパは悪いが食品を無駄にしたり、廃棄することはないので社会貢献にはなっていると思う。(60代女性)
もやしが安くて遂買ってしまうが、足が早いのですぐ期限を過ぎてしまい仕方なく捨てるという失敗をしてしまっている。(30代男性)
調査概要
調査タイトル:「フードロス(食品ロス)」に関するWEBアンケート
調査期間 :2023年10月5日(木) ~ 2023年10月6日(金)
調査手法 :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象 :全国に住む20代~60代の男女 1000人
調査項目
賞味期限と消費期限の違いの認知(SA)
賞味期限をどのくらい気にしてるか(SA)
消費期限をどのくらい気にしてるか(SA)
賞味期限、消費期限を気にして購入している食品(SA)
食品は安いときに買ってストックしている。(SA)
店頭では、賞味期限が長いものを選ぶようにしている(SA)
冷蔵庫の食材の期限を確認するようにしている(SA)
食品を購入した後で、買い置きがあったことに気づいたことがある(SA)
料理は作りすぎてしまうことが多い(SA)
たくさんの料理を食卓に並べたい(SA)
食品を捨てるとき(SA)
「3分の1ルール」の認知度(SA)
「フードロス」の認知度(SA)
値引きされている商品の購入意向(SA)
賞味期限が近いものを安く売っているメーカー・ブランドのイメージ(SA)
会社概要
企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。生活と流通の2つのマーケティングフィールドに対して様々なサービスを提供しています。
会社名 :株式会社ドゥ・ハウス https://www.dohouse.co.jp/
設立 :1980年7月7日
代表者 :代表取締役社長 小笠原 亨