近大オリジナル養殖魚「キンダイ」を直営店で提供 近畿大学水産研究所 大阪店・銀座店

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)1月17日(水)から、大阪梅田と東京銀座に出店している養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」にて、研究成果であるオリジナルの養殖魚「キンダイ」を提供します。

【本件のポイント】
●近畿大学が開発し、特許を取得したオリジナル養殖魚(交雑魚)を店舗で提供
●これまで期間限定で提供していた「キンダイ」がレギュラーメニューに
●それぞれの魚種の良い部分を遺伝させた交雑魚を提供し、その魅力を伝える

【本件の概要】
「キンダイ」はイシダイ雌とイシガキダイ雄の交雑魚です。イシダイの強い繁殖力とイシガキダイの早い成長という特徴を併せ持っており、高級魚の味を気軽に味わえる魚になるよう開発しました。身は脂の乗りが良く、ほのかな磯の香りと力強い甘味を堪能できます。これまでは生産量が少なく、期間限定で提供しておりましたが、養殖量を増やして継続的に提供できる体制ができたため、このたび、レギュラーメニューとして提供を開始します。

■提供開始:平成30年1月17日(水)※ディナーのみ提供
■場  所:養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」
      大阪店(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6階)
      銀座店(東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階)
■メニュー:キンダイ お造り 800円(税抜)
■お問合せ:大阪店 TEL(06)6485-7103、銀座店 TEL(03)6228-5863

【キンダイについて】
「キンダイ」は、イシダイ雌とイシガキダイ雄の交雑魚で、近畿大学が昭和44年(1969年)に世界で初めて生産に成功し、昭和50年(1975年)に特許を取得、商標登録もしています。
約3年で成熟し、繁殖力が強く卵を大量に産むイシダイ。成熟に6年以上を要し、産卵量も少ないが、商品サイズになるまでの成長が早いイシガキダイ。「キンダイ」は、その両者の良いところを兼ね備え、食感が良く、味にも優れています。大学の略称を名前に持つこの魚は、近畿大学水産研究所白浜実験場のシンボルマークともなっています。

【交雑魚とは】
交雑魚とは、異なる魚種の特質を受け継ぐ研究を行い、交配させることで、それぞれの魚種の良い部分を遺伝させます。近畿大学では昭和39年(1964年)に初めての交雑魚となるマダイ雌とクロダイ雄の交配に成功し、その後数多くの組み合わせによる交雑種を作出しています。

キンダイ お造り
キンダイ お造り

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