米びつ用虫よけ「米びつくん」発売 レックケミカル(株)×京都リフレ新薬(株)×近畿大学農学部
近畿大学農学部（奈良県奈良市）応用生命化学科准教授の森本正則は、レックケミカル株式会社（東京都中央区）と京都リフレ新薬株式会社（京都府城陽市）とともに研究・開発した、虫よけ成分の天然精油「コパイバオイル」を配合した米びつ用の虫よけ「【米びつくん】銀の米つぶ 10kg用」、「【米びつくん】銀の小箱 10kg用」を平成30年(2018年)3月12日(月)から発売します。
【本件のポイント】
●レックケミカル(株)×京都リフレ新薬(株)×近畿大学農学部で米びつ用虫よけを開発
●京都リフレ新薬（株）と近畿大学農学部で天然精油「コパイバオイル」を共同研究
●昆虫忌避効果に関する研究結果を商品化し、一般の方に還元することで社会に貢献
【製品の概要】
京都リフレ新薬（株）と近畿大学農学部は、共同研究で天然精油「コパイバオイル」が昆虫忌避効果を発揮することを開発しました。その成果を基に、レックケミカル（株）と商品開発を行い、米びつ用虫よけ「米びつくん」として発売します。
今回開発した商品は、米びつに入れておくことでお米に発生する害虫に忌避効果を発揮し、食の安全性も非常に高く、その上微香性であるため無洗米でも炊飯後にニオイが付きにくいのが特徴です。
■発 売 日 ：平成30年（2018年）3月12日（月）
■商 品 名 ：【米びつくん】銀の米つぶ 10kg用
【米びつくん】銀の小箱 10kg用
■価 格：オープン価格
■販売方法 ：スーパーマーケット、ホームセンターなどの小売店、通販
■問い合わせ先：レックケミカル株式会社 消費者サービス部 TEL（03）5847-0616
【コパイバオイルとは】
主にブラジルなどの南米を原産とするマメ科植物「コパイバ（Copaifera officinalis）」の樹木より採取されたオイル（精油）です。近畿大学農学部との共同研究により、ゴキブリや蚊など、多くの昆虫に対して忌避効果を発揮することを確認しており、その成果は論文の投稿や特許取得にも繋がっております。また、天然精油でありながら微香性であり、尚且つ食の安全性が非常に高いという特徴があります。これまで様々な形で商品展開を行っておりますが、最近では上記の特徴を生かし、食品関連機器・施設等における防虫対策の一助としても注目されております。
【レックケミカル株式会社（レックグループ）について】
代表取締役社長：永守 貴樹
本社所在地 ：〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-15-1
資 本 金：54億9,100万円 従業員数：450名
業 務 内 容：家庭用品、ギフト用品、企業向け販促品の製造販売並びに輸出入
沿 革：昭和54年(1979年)に設立し、平成15年(2003年)に東京証券取引所市場第1部へ上場しました。「激落ちくん（メラミンスポンジ）」や「水99.9％おしりふき」などを中心に家庭用品の製造・販売を行っています。
【京都リフレ新薬株式会社について】
代表取締役社長：森川 友博
本社所在地 ：〒610-0101 京都府城陽市平川山道33-1
資 本 金：2,600万円 従業員数：8名
業 務 内 容：医薬部外品・化粧品・化成品製造販売
沿 革：平成元年（1989年）に設立し、芳香剤をはじめとした化成品の他、医薬部外品や化粧品の製造販売を行っております。十数年前からは鳥獣用忌避剤や昆虫用忌避剤にも注力し、それらの製品はその効果や安全性の高さから、近年、各方面から注目されております。
製品開発におきましては、品質だけでなく安全性や環境への配慮も非常に重視しております。
【近畿大学農学部について】
学 部 長：重岡 成(農学部バイオサイエンス学科教授)
所 在 地：〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
沿革・研究教育分野：昭和33年(1958年)東大阪キャンパスに開設、平成元年(1989年)に奈良市に移転し、半世紀以上に渡り、農学に関する教育・研究を行っています。農学科・水産学科の2学科体制で始まりましたが、現在は、農業生産科学科・水産学科・応用生命化学科・食品栄養学科(管理栄養士養成課程)・環境管理学科・バイオサイエンス学科の6学科体制となりました。今後も、未来志向型の6学科で、社会に貢献する人材の育成と、人類と地球の幸福な未来に直結する実用的な研究に挑戦します。
【関連リンク】
農学部応用生命化学科 准教授 森本 正則（モリモト マサノリ）
http://www.kindai.ac.jp/meikan/163-morimoto-masanori.html
農学部バイオサイエンス学科 教授 重岡 成（シゲオカ シゲル）
http://www.kindai.ac.jp/meikan/325-shigeoka-shigeru.html
