中学生が正月用のしめ飾り作りに挑戦 自分たちで育てた稲を使い、地域の敬老会から作り方を学ぶ
2019-12-10 15:30
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校(広島県東広島市)では、中学1年生を対象に、総合学習の一環として稲作実習を行っています。今回、その締めくくりとして、令和元年(2019年)12月17日(火)、収穫した稲の藁を利用した正月用しめ飾り作り講習会を実施します。
【本件のポイント】
●東広島の自然を生かした総合学習として年間を通して稲作実習を実施
●お米作りを通じて、農家の方の苦労や米文化を学び、感謝の気持ちを育てる
●しめ飾りを地域の方に教わりながら一緒に作り、お正月の準備を行う
【本件の内容】
本校では毎年中学1年生を対象に、年間を通じて地域の農家の水田を借りて、種もみまきから田植え・除草・稲刈り・脱穀・収穫米の試食・藁を利用したしめ飾り作りと米作りの一連を体験する実習を行っています。この実習を通じて、生徒が農家の苦労や感謝の気持ちを育て、お米の大切さ、日本の米文化を知る機会となります。初めて田んぼに入る生徒は心に残る体験となり、生徒たちの職業観の育成にも役立っています。
今回のしめ飾り作り講習会は、地域の敬老会の指導のもと実際にしめ縄を作り、生徒一人一人が自宅に持ち帰り飾ることで稲作と生活のつながりをより深く感じます。
【開催概要】
日時:令和元年(2019年)12月17日(火)9:00~12:00
場所:近畿大学附属広島高等学校・中学校
(東広島市高屋うめの辺2番、JR山陽本線「西高屋駅」から徒歩約15分)
対象:本校中学1年生(122名)
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