11/24(火)姉弟が奏でる珍しい楽器のハーモニー!「テルミン+のこぎり演奏会」を開催 近畿大学文芸学部

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)は、「文芸フェスタ2015」のイベントの一つとして、平成27年11月24日(火)、近畿大学文芸学部卒業生でテルミン演奏家の安藤亮氏と、その姉でのこぎり演奏家のAndre氏をお招きして、姉弟による美しいアンサンブルを披露する「テルミン+のこぎり演奏会」を開催します。

【本件のポイント】
● 世界初の電子楽器「テルミン」と、演奏用のこぎり「ミュージカル・ソウ」での演奏を実施
● 姉弟の息の合ったアンサンブルによる珍しい楽器のハーモニーを披露
● 文芸学部の学生が、教職員と共同でイベントを企画・運営

【本件の概要】
近畿大学文芸学部では、平成21年(2009年)から、学生・教員らが一体となって、当年度の総合テーマに沿ったダンス公演や美術展、写真展などのイベントを年間通して行う「文芸フェスタ」を毎年開催しています。今年度は「つなぐ」を総合テーマとし、巨大なスクリーンに幻想的な写真を映し出すフォトライブなどの魅力的なイベントを開催してきました。

今回は「文芸フェスタ2015」における今年度5回目のイベントとして、近畿大学卒業生でテルミン演奏家の安藤亮氏と、その姉でのこぎり演奏家のAndre氏のアンサンブルによる「テルミン+のこぎり演奏会」を開催します。本演奏会では、空中にかざした手の位置で高周波をコントロールして演奏する世界初の電子楽器「テルミン」と、のこぎりを曲げる角度で音を変化させる演奏用のこぎり「ミュージカル・ソウ」という珍しい楽器による美しいアンサンブルを披露します。また、当日は演奏だけでなく、それぞれの楽器の歴史や理論についての解説や演奏体験も実施します。

■日  時:平成27年(2015年)11月24日(火) 15:00~16:20(受付14:50)
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス A館301教室
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約15分
       近鉄奈良線「八戸ノ里」駅から東正門まで100円直通バスあり)
■対  象:学生、地域・一般の方(定員先着224人、入場無料、申込不要)
■お問合せ:近畿大学文芸学部事務部 TEL(06)4307-3061

【テルミン&ミュージカル・ソウ】
「テルミン」は、大正8年(1919年)にロシア人のレフ・セルゲイヴィッチ・テルミンが発明した世界最初の電子楽器です。テルミンの最大の特徴は、楽器本体に触れずに演奏するという点で、垂直・水平の2本のアンテナから出る高周波を両手でコントロールすることによって音が出る不思議な楽器です。

一方、「ミュージカル・ソウ」は、18世紀に西洋の大工がのこぎりを木で叩いて音を出したのが発祥とも言われており、今では世界中で演奏されている楽器です。バイオリンの弓などを使って音を出し、のこぎりを曲げたり伸ばしたりして音を変化させるのが特徴の楽器で、ソプラノの歌声やバイオリンの音色にも例えられる美しい音色が出ます。

【安藤亮氏&Andre氏】
安藤亮氏は、平成20年(2008年)に近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻を卒業後、大阪大学文学部の研究生として音楽学を修めました。平成13年(2001年)から日本のテルミン奏者の第一人者である竹内正実氏に師事し、現在はテルミン奏者として、教会やギャラリーなどでの演奏の他、チェロ、ピアノ、のこぎりとのコンサートなど、精力的に演奏活動を行っています。

Andreさんは、「ミュージカル・ソウ」をサキタハヂメ氏に師事し、平成21年(2009年)には、アメリカ・サンタクルーズでの国際ミュージカルソウ・コンテストで3位に入賞しました。現在は、テルミンやピアノ等との共演をはじめ、美術館、教会、学校等でののこぎり音楽の演奏活動を行なっています。

安藤亮氏とAndre氏は実の姉弟であり、強いつながりを持つ家族ならではの息の合った美しいアンサンブルを披露します。

世界初の電子楽器 「テルミン」
世界初の電子楽器 「テルミン」

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