作曲家 青島広志氏をお招きし、芸術鑑賞会を開催 中高生が音楽劇を通じて自己表現や創造性を育む
近畿大学附属新宮高等学校・中学校(和歌山県新宮市)は、令和5年(2023年)10月17日(火)、作曲家でマルチアーティストの青島広志氏をお招きし、全校生徒および参加希望の保護者を対象に芸術鑑賞会(音楽劇)を開催します。
【本件のポイント】
●作曲家でマルチアーティストの青島広志氏をお招きし、芸術鑑賞会(音楽劇)を開催
●保護者会が主催し、中高生がさまざまなジャンルの文化に直接触れる企画を実施
●生徒が、音楽劇を通じて他人を思いやる心を学び、自己表現や創造性などを豊かに育む機会とする
【本件の内容】
近畿大学附属新宮高等学校・中学校では、さまざまなジャンルの文化に直接触れることを目的として、平成29年(2017年)から3年に1度、古典芸能や現代劇等の芸術鑑賞会を保護者会が主催となって実施しています。前回は令和2年(2020年)に東京演劇集団風をお招きし、演劇鑑賞会を行いました。
今回は、3回目の開催となり、作曲家でマルチアーティストの青島広志氏による音楽劇を鑑賞します。演題は、戯曲「ペール・ギュントの大冒険」をもとに子どもから大人まで楽しめるように青島氏が創案した音楽劇です。生徒が、音楽劇のストーリーを通じて、他人を思いやる心や生命を尊重する心を学び、自己表現や創造性などを豊かに育む機会とします。
【実施概要】
日時 :令和5年(2023年)10月17日(火)14:00~15:30
場所 :丹鶴ホール
(和歌山県新宮市下本町2丁目2番地の1、
JR紀勢本線「新宮駅」から徒歩約10分)
対象 :近畿大学附属新宮高等学校・中学校全校生徒446人、
保護者(定員696人)
演題 :「ペール・ギュントの大冒険」(音楽劇)
舞台監督:松島ゆうや
【出演者プロフィール】
青島広志(あおしまひろし)氏 ピアノ・お話
昭和30年(1955年)東京生まれ。東京藝術大学および大学院修士課程(作曲)を首席で修了。修了作品のオペラ「黄金の国」(原作:遠藤周作)が同大図書館に購入され、過去2回の東京都芸術フェスティバル主催公演となる。作曲家としては「火の鳥」(原作:手塚治虫)、「黒蜥蜴」(原作:三島由紀夫)など、これまでに作曲した作品は300曲を超える。ピアニスト・指揮者としての活動も50年を越え、コンサートやイベントのプロデュースも数多くこなしている。テレビ「題名のない音楽会」「世界一受けたい授業」などに出演。他にもイラストや書籍執筆などの仕事も数多く手がけている。東京藝術大学元講師、洗足学園音楽大学客員教授。日本現代音楽協会、作曲家協議会、東京室内歌劇場会員。
横山美奈(よこやまみな)氏 ソプラノ
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。イタリア・ミラノに留学。「ホフマン物語」オランピアでデビュー後、東京二期会「フィガロの結婚」、日生劇場「セビリヤの理髪師」のほか、「椿姫」「魔笛」などのオペラやミュージカルに出演。テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。東京二期会会員、日本声楽家協会アカデミー会員。
江口二美(えぐちつぐみ)氏 ソプラノ
愛知県立芸術大学卒業、同大学院修了。中村桃子賞受賞。イタリア・ミラノに留学。平成11年(1999年)ミリヤムヘリン国際声楽コンクールに日本から唯一選出、平成21年(2009年)ルーマニア国際音楽コンクール3位。オペラ「椿姫」、「蝶々夫人」、「カルメン」、「修道女アンジェリカ」、「黒蜥蜴」、「ミレイユ」等、数多く出演し、主演は35役を越える。名古屋フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢、群馬交響楽団等オーケストラとの共演も多い。サンミュージック福岡所属アーティスト。狛江FMで番組を持つなど幅広く活躍中。
小野勉(おのつとむ)氏 テノール
都立八潮高校在学中から歌を始め、レコード会社でCD制作を手掛けながら演奏活動を続ける。平成13年(2001年)第12回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門第3位入賞。童謡からオペラアリアまで幅広いレパートリーを持つ。青島広志氏プロデュースの舞台に多数出演する。代表作には「ペール・ギュントの大冒険」、「青い鳥」、「幸福な王子」、「大好きドラキュラ君」等がある。オーケストラとの共演も多く、様々な場所に歌声を提供している。
【関連リンク】
近畿大学附属新宮高等学校・中学校
https://www.shingu.kindai.ac.jp/