近畿大学附属小学校3年生が農家から果実園の仕事とSDGsを学ぶ 果実作りの工夫や環境問題との繋がりを次世代へ

令和4年度(2022年度)の農業の仕事学習の様子
令和4年度(2022年度)の農業の仕事学習の様子

近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は、令和5年(2023年)10月5日(木)に、明治36年(1903年)から6代続く奈良県五條市の農家「堀内果実園」の堀内俊孝氏をお招きし、小学3年生102人を対象に「農家の仕事」について特別授業を行います。

【本件のポイント】
●奈良にある農家「堀内果実園」の堀内俊孝氏による特別授業を昨年度に続き実施
●児童は、授業を通して農業の難しさや果物を作るうえでの工夫を学ぶ
●地球温暖化などが農業にもたらす影響を学び、環境問題についても考える機会とする

【本件の内容】
本件は、本校の3年生を対象に社会科「農業の仕事」の学習の一環として実施するもので、地域の農業の仕事への理解を深めるため、過去には畑やスーパーの訪問や、お茶づくりの見学などを行いました。昨年度は、ゲストティーチャーとして堀内果実園の堀内俊孝氏をお招きし、特別授業を通じて農業や地域社会の繋がりについて学びました。熱心に話に耳を傾け、学んだことをノートにぎっしりと書き込む児童の姿が多く見られるなど、大変好評であったため、今年も実施することになりました。
堀内果実園では、木を粉砕して作るチップと無化学肥料で土壌をつくり、農薬回数を減らして果実を栽培する「特別栽培」によって、旬の時期にあわせたフルーツを生産し、ジャム、フルーツサンド、ドライフルーツ等の加工品も展開しています。また、住宅木材として使われなかった木を発酵させて肥料にするなど、SDGsにも貢献しています。
児童たちは、農業の難しさや果物を作るうえでの工夫を知り、近年問題となっている温暖化や環境問題が農業にもたらす影響と、堀内果実園で実施しているSDGsの取り組みを学びます。児童が普段食べている身近な果物を入り口として、環境問題についても考える機会とします。

【開催概要】
日時:令和5年(2023年)10月5日(木) 13:45~14:30
場所:近畿大学附属小学校 2階 体育室
   (奈良市あやめ池北1-33-3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分)
対象:小学3年生 102人
講師:株式会社堀内果実園 代表取締役 堀内俊孝氏

【講師プロフィール】
堀内俊孝(ほりうちとしたか)氏
株式会社堀内果実園 代表取締役
奈良県西吉野村(現・五條市)で明治36年(1903年)に開墾し、吉野の広大な山々を守り受け継ぐ果樹を専門にする農家の6代目。
平成25年(2013年)に法人化し、「しあわせのくだもの」をコンセプトに現在は柿以外にも梅やすもも、ブルーベリーなどを育てながら、ドライフルーツやコンフィチュールなどの加工品を製造し、果物の新しい魅力を開発・発信。
また、「くだものを楽しむお店」としてかき氷やパフェなど、美味しいだけではなく、見た目も楽しんでいただけるようなメニューを取り揃えた直営くだものカフェを4店舗展開しています。

明治36年(1903年)農園開墾
平成25年(2013年)堀内農園として加工品製造開始
平成25年(2013年)法人化、株式会社堀内果実園 設立
平成29年(2017年)直営店「堀内果実園 奈良三条通り店」オープン
平成31年(2019年)直営店「堀内果実園 グランフロント大阪店」オープン
令和元年(2019年)直営店「堀内果実園 エキュートエディション渋谷店」オープン
令和3年 (2021年)直営店「堀内果実園 東京ソラマチ店」オープン

【関連リンク】
近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/


AIが記事を作成しています