近大生による猿沢池やその周辺の環境調査・保全活動 「ひとななプロジェクト」を支援する募金ボタン付き自動販売機を設置

募金ボタン付き支援型自動販売機
募金ボタン付き支援型自動販売機

近畿大学農学部(奈良県奈良市)の学生が結成した任意団体「灯と奈菜(ひとなな)」(顧問:環境管理学科 准教授 北川 忠生)は、奈良県公園室や興福寺と連携して、奈良公園にある猿沢池やその周辺の環境調査・保全活動(愛称:「ひとななプロジェクト」)を行っています。
近畿大学とサントリービバレッジサービス株式会社は、このプロジェクトを支援するための募金ボタン付き支援型自動販売機の設置について契約を締結し、興福寺の協力のもと、境内に第1号機を設置することになりました。令和3年(2021年)10月12日(火)興福寺境内無料休憩所にて、そのお披露目を行います。

【本件のポイント】
●猿沢池やその周辺の環境調査・保全活動への募金ができる支援型自動販売機を興福寺境内無料休憩所に設置
●自動販売機からの募金は、猿沢池とその周辺の環境調査・保全活動に使用
●学生は、団体や企業に協力をよびかけ、資金調達を行うことで、活動を運営する能力を養う

【本件の内容】
近畿大学農学部の学生任意団体「灯と奈菜(ひとなな)」は、奈良県公園室や興福寺と連携し、「ひとななプロジェクト」として奈良公園にある猿沢池やその周辺の環境調査・保全活動を行っており、これまでにも、猿沢池の水質や生物調査、外来生物の捕獲、清掃活動、興福寺南円堂の古瓦を再活用した魚礁の猿沢池への設置など、生命(いのち)を育む働きかけを地域とともに取り組んできました。
この活動の支援を目的に、近畿大学とサントリービバレッジサービス株式会社は、令和3年(2021年)7月1日に、支援型自動販売機設置に関する契約を締結しました。支援型自動販売機には飲料の購入ボタンと並んで募金ボタンがあり、お金を入れて10円、100円、500円の各ボタンを押すと全額が調査・保全活動に使われます。
ひとななプロジェクトにともに取り組む興福寺の協力のもと、支援型自動販売機の第1号機が興福寺境内無料休憩所に設置されます。今後は、活動に賛同いただける奈良県内外の団体や企業に、この支援型自動販売機設置の協力を呼びかけていきます。

【支援型自動販売機お披露目会】
日 時:令和3年(2021年)10月12日(火)10:00~11:00
場 所:興福寺境内無料休憩所
    (奈良市登大路町48、近鉄奈良線「奈良駅」から徒歩約5分)
内 容:支援型自動販売機のお披露目と募金活動についての説明
参加者:近畿大学農学部環境管理学科 准教授 北川 忠生
    灯と奈菜 代表 駒井 藍
     (近畿大学大学院農学研究科環境管理学専攻博士前期課程2年)
    灯と奈菜 塩山 朋奈(農学部環境管理学科4年)
    灯と奈菜 古江 柚貴(農学部環境管理学科4年)
    サントリービバレッジサービス株式会社 奈良支店 支店長 橋本 健一

【支援型自動販売機による募金活動】
活動をPRする広告やラッピングを施したうえで、活動への募金ができる募金ボタン設置型と売上金の一部を団体に寄付する寄付型のタイプがあります。今回設置するのは前者で、商品ボタンの代わりに募金する金額を示した募金ボタンが設置されます。集められた募金または寄付金はサントリービバレッジサービスが回収し、全額が近畿大学を通じて任意団体「灯と奈菜」の活動に寄付されます。

【関連リンク】
農学部 環境管理学科 准教授 北川 忠生(キタガワ タダオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/890-kitagawa-tadao.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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