近畿大学附属高等学校が国際バカロレア認定校に 世界水準でグローバルに活躍できる人材の育成をめざす

2022-06-30 15:00
近畿大学附属高等学校の生徒

近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)は、国際的な教育プログラム「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」の認定校となりました。これを受けて、本校にある4コースのうち英語特化コース(募集人数40名)にIBクラス(募集人数15名)を新設し、令和5年度(2023年度)入試から生徒募集を行います。

【本件のポイント】
●国際的な教育プログラム「国際バカロレア」認定校となり、IBクラス(募集人数15名)を新設
●国際的に通用する大学入学資格「国際バカロレア・ディプロマ資格」の取得が可能
●国際バカロレアのプログラム導入により、グローバルな選択肢を広げるだけでなく、生徒の探究心や課題解決能力の育成をめざす

【本件の内容】
国際バカロレアは、スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際基準の教育プログラムであり、今回IBクラスで導入する16歳~19歳までを対象としたディプロマプログラム(DP:Diploma Programme)は、およそ160の国と地域、5,500校で実施され、100以上の国々の大学入試に対応しています。
本校は、全校生徒2,921名の大規模な学校で、文理コース、英語特化コース、進学コース、中高一貫コースの4つのコースがあり、今回の国際バカロレア認定を受けて、英語特化コース(募集人数40名)にIBクラスを新設し、2年進級時に15名がIBクラスとなります。
IBクラスでは、国際バカロレアが定めるカリキュラムを2年間履修し、最終試験で国際バカロレア機構が定める条件を満たすと、国際的に通用する大学入学資格「国際バカロレア・ディプロマ資格」を取得できます。IBクラスで実施するディプロマプログラムは、高校2年生から始まり、15人の少人数クラスでディスカッションやプレゼンテーションを中心とした授業が行われます。一人一人の意見や考えにクラスメイト、教員がコメントし合える環境のもと、課題や試験はいずれも暗記ではなく、論述を重視します。また、海外赴任や海外大学進学の経験がある教員が指導するなど、海外大学進学へのサポート体制も整えています。国際バカロレアのプログラム導入により、グローバルな選択肢を広げるだけでなく、生徒の探究心や課題解決能力の育成をめざします。

国際バカロレア ディプロマプログラムの全体像

【関連リンク】
近畿大学附属高等学校
https://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/

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