約8割以上の方が「節約意識」があっても 「家計の見直し」の経験がある方は半数以下

~「食品の値上げ・家計に関する意識調査」~

[調査結果のポイント]
・2018年4月から値上げされた食品・外食のうち、約4割以上の方が「知っている」と回答したのは、「納豆」・「業務用ビール」・「牛丼」の3品目。
・約8割以上の方が、普段の生活の中で節約を意識しており、理由は、「老後のための資金」が47.7%がもっとも多く、僅差で「生活費に余裕がある状態ではないから」が46.1%であった。
・「自分」もしくは「家族と共同」で家計管理をしている方のうち(N=3,307名)、家計の見直しについては、「見直しをしたことがある」が48.1%であり、一方で「見直しをしたことがない」が3.8ポイント上回る51.9%であった。「見直しをしたことがない方」のうち、「家計の見直しをしようと思ったが、行動には至らなかった」が25.5%という結果であり、「ハードルが高い」や「どうしたらよいかわからない」といった声もあった。
    ・家計全体で見直しをしたい支出項目は、ライフステージ[未婚・既婚(子どもがいる/子どもがいない)]にかかわらず、1位が「光熱費(水道・ガス・電気)」、2位が「食費」、3位が「携帯電話料金」であり、「保険料」については、ライフステージが上がるにつれて、上位になる傾向である。また、家計全体で、見直したい金額は、半数以上の方が「5,000円~20,000円」未満と回答した。  

 4月に入り、身近な食料品や外食を中心に値上げが相次ぎ、消費者の暮らしへの影響も懸念される中、フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」(以下POB)アンケートモニター(N=4,521名 男女40代~50代中心)を対象に、「家計に関する調査」を2018年4月5日(木)~4月8日(日)にかけて実施しましたので、報告いたします。(調査概要は4Pに記載)

 まず、4月から値上げされた食品や外食5品目(納豆・業務用ビール・牛丼・コーヒー・ワイン)についての認知について調査をしました。

PR_POB_値上げと家計1
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 4月から値上げされた食品のうち、「納豆」については、「おかめ納豆」で知られる納豆業界最大手のタカノ・フーズが、27年ぶりに4月から主力商品の出荷価格引き上げを発表しており、「知っていた」が48.2%となり、手頃な価格で栄養価も高い納豆の値上げは、食卓への影響も大きく、消費者の関心の高さが伺える結果となりました。他にも、「業務用ビール(キリン・サントリー・サッポロ)」の値上げについては、「知っていた」が45.4%、「牛丼などの一部メニュー(松屋フーズ)」の値上げについては、「知っていた」が41.1%であり、これらの3品目については、4割以上の方が値上げについて「知っている」と回答がありました。
 
    次に、普段の生活の中での、節約意識について調査をしました。

PR_POB_値上げと家計2
PR_POB_値上げと家計2

 節約については、「強く意識している」が23.6%、「まあまあ意識している」が57.4%であり、8割以上の方が普段の生活の中で節約を意識していることがわかりました。

 次に、普段の生活の中で節約を意識していると回答した、3,663名を対象に、節約を意識する理由について調査をしました。

PR_POB_値上げと家計3
PR_POB_値上げと家計3

 節約を意識する理由は、「老後のための資金」が47.7%でもっとも多く、「老後に向けて蓄えが必要(30代女性)」、「将来病気になったときに、子どもに迷惑をかけたくない(50代女性)」「退職後の資金にする(60代男性)」など、様々な年代で意識する理由として挙げる方が多く、僅差で、「生活費に余裕がある状態ではない」が46.1%であり、「毎月の収入は決まっているので、予算を決めてその範囲内で生活をしている(40代女性)」や「気を引き締めないと無駄使いをするため(50代女性)」といった声もありました。

 次からは、家計の管理や見直しについて調査をしました。

PR_POB_値上げと家計4
PR_POB_値上げと家計4

 今回の調査では、家計の管理について、「自分で管理している」が51.9%(2,348名)で、「家族と共同」が21.2%(959名)でした。

 次からは、「自分」もしくは、「家族と共同」で家計管理を行っていると回答した、3,307名を対象に、家計の見直しについて調査をしました。

PR_POB_値上げと家計5
PR_POB_値上げと家計5

 家計の見直しについては、「家計の見直しをしたことがある」が48.1%で、「家計の見直しをしたことがない」が3.8ポイント上回る51.9%でした。
「家計の見直しをしたことがある」と回答した方のうち、「継続した家計の見直しができている」は、32.7%にとどまる結果となりました。また、「家計の見直しをしたことがない」と回答した方のうち「家計の見直しをしようと思ったが、行動には至らなかった」が25.5%という結果であり、フリーコメントからは「見直したいと思っても、ハードルが高い」や、「どうしたらよいかわからない」といった声がありました。

 次に、実際に家計全体で見直したいと考えている項目について、ライフステージ別[未婚・既婚(子どもがいる方・子どもがいない方)]で調査をしました。

PR_POB_値上げと家計6
PR_POB_値上げと家計6

 家計全体で見直したい項目は、ライフステージに関わらず、1位が「光熱費(水道・ガス・電気)」、2位が「食費」、3位が「携帯電話料金」でした。4位以下をみると、未婚の方は、「趣味・娯楽費」が、既婚(子どもがいない方)は、「インターネット回線や固定電話」と回答する方が多い結果となりました。「保険料」については、ライフステージが上がるにつれて上位になる傾向があり、既婚(子どもがいる)方では、4位にランクインしました。

 次に、家計全体で見直しをしたい金額について調査をしました。

PR_POB_値上げと家計7
PR_POB_値上げと家計7

 家計全体で見直したい金額は、「5,000円~10,000円」が、19.9%でもっとも多く、次いで「10,000円~15,000円未満」が15.8%、「15,000円~20,000円」が15.2%となり、5,000円~20,000円未満の方が約半数以上という結果となりました。
 今回の調査では、約8割以上の方が普段の生活の中で節約を意識していると回答しましたが、実際に家計の見直しを継続して行っている方は約3割程度ということがわかりました。また、今回の食品などの値上げは、消費者が家計の見直しについて改めて考える機会になったかもしれません。

PR_POB_値上げと家計_調査概要
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PR_POB_サービス概要
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 Point of Buy(R)データベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データです。
同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く”を企業・メーカーに提供します。
 集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。
■当事業の特長:
- 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
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  詳細はこちら https://www.sbfield.co.jp/press/20170222-10722
  ※JICFS/IFDB:JANコード統合商品データベース  (一財)流通システム開発センター
■ サービス詳細参照ページ:
・「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」 https://www.sbfield.co.jp/multi-idpos
・レシートで貯める https://aqfpob.com/
・レシート de Ponta https://ponta-receipt.jp/
・レシーポ  https://receipo.com/

ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約74,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など140,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : https://www.sbfield.co.jp/

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ソフトブレーン・フィールド株式会社
マーケティングソリューション部 佐藤(さとう)/ 神谷(かみたに)
TEL:03-6328-3883  FAX:03-5561-8599
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