【OMO7大阪】大阪の郷土料理・食材などをフランス料理ベースで開発!二種類のディナーコースが登場|提供開始日:2022年4月22日

2022-04-14 15:00

2022年4月22日開業予定の、都市観光ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」(以下、OMO7大阪)は、レストラン「OMOダイニング」にて、「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」と「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」の二種類のディナーコースを提供します。「大阪の食の本質を表現する」を テーマに、大阪の郷土料理や大阪で親しまれている食材を、フランス料理をベースにイノベイティブに仕上げています。料理の開発には、当ホテルにて初めて総料理長を務める瀧井杏香(たきいきょうか)に、星野リゾートでフランス料理をけん引する、星のや東京の総料理長の浜田統之(はまだのりゆき)と、星のや竹富島の総料理長の中洲達郎(なかすたつろう)が加わり、完成させました。大阪の伝統的な食文化を感じながら、新たな大阪の味を発見することができます。

Naniwa Neo Classic「箱寿司」
Naniwa KUSHI Cuisine「蓮根、蟹、海老、たこ、サーモン」

背景

料理開発のテーマは「大阪の食の本質を表現する」です。「食の都」、「天下の台所」、「食い倒れの街」という言葉があるように、大阪の文化を語る上で「食」はかかせません。そういわれる所以には、商人の街として栄えてきた大阪だからこそ根付いた食文化があるからだと考えます。大阪の食文化を深掘・発掘していくと、「豊富な食材」、「自由闊達*1」、「合理精神」というキーワードが浮かび上がりました。商都として発展してきた大阪は、物流の集積地となり、地場の食材だけではなく、日本各地から食材が流入し、「豊富な食材」が揃う場所です。また、固定概念にとらわれず、「自由闊達」な発想と、むだなく能率的に物事を進める「合理精神」から生まれた料理が多くあります。そこで、この三つのキーワードを軸に考案した各コース料理を通して、大阪の食の本質を知り、新たな大阪の味を発見していただきたいという思いから本テーマを設定しました。
*1 度量が大きく小事にこだわらないさま(実用日本語表現辞典より)

大阪の郷土料理を華やかにアレンジした「Naniwa Neo Classic」

「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)は、大阪の郷土料理をフランス料理の技法を用い、華やかにアレンジした新しい料理です。大阪に根付く食文化に敬意を払いつつ、そのイメージを覆す革新的な全八品のコースです。

メニュー紹介(一例)

箱寿司

「箱寿司」は大阪の郷土料理として古くから親しまれている料理で、木製の箱に酢飯と魚介を詰めた押し寿司です。酢飯の代わりにアボカド、クスクス、ジャガイモなどを層にして下に敷き詰め、その上に魚介や卵をのせました。彩り豊かで、見た目にも華やかな前菜として提供します。

割鮮(かっせん)

大阪ではお造りのことを「割鮮」といいます。当コースでは、「てっさ」と呼ばれる、フグのお造りを提供します。てっさは一般的に、いり酒、芽ネギ、紅葉おろしなどと食べますが、代わりにネギのアイスクリーム、ビーツのピューレ、いり酒を泡に仕立てて用意します。新たな食感と味わいを楽しめる一皿です。

半助(はんすけ)

大阪では鰻の頭のことを「半助」といいます。大阪料理は「始末の料理*2」と言われ、「始末」とは始めと終わりであり、食材を無駄なく使うという大阪食文化の合理精神のひとつと考えます。フランス料理に「テットドフロマージュ(豚の頭の煮凝り)」という料理があることから、半助を煮凝りにしました。フランス料理において、赤ワインで煮ることが多い鰻は、蒲焼きをイメージして甘みのあるマデラ酒ソースで煮込み、煮凝りは出汁の代わりにコンソメを使い仕上げています。
*2 大阪公式観光情報HPより https://osaka-info.jp/osaka/food/gastronomy-shimatsu/

串カツから斬新に変化を遂げた「Naniwa KUSHI Cuisine」

二つ目のコースは当ホテルの近隣、大阪の風情を色濃く残す「新世界」の名物「串カツ」から着想を得た、「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」です。大胆かつ繊細にアレンジした全八品の当コースは、一般的にイメージする串カツから、味も見た目も斬新な串料理へと変化を遂げています。

メニュー紹介(一例)

蓮根、蟹、海老、たこ、サーモン

貝のムースと蓮根、アメリケーヌソースを添えたカニクリームコロッケ、タルタルソースをのせたエビフライ、ロメスコソース3を添えた「たこ」のコロッケ、カダイフ4で包んだサーモンの五種類の串カツです。細部にまでこだわって仕上げた一皿は目でも楽しむことができます。
*3 ナッツ、パプリカ、トマトの旨みが詰まったソースのこと
*4 小麦粉とトウモロコシ粉を原料とした極細の麺生地のこと

アスパラガスとベーコン

当ホテルのガーデンエリア「みやぐりん」に蝶が舞い降りた様子をイメージしたサラダ。クロッシュ*5にお好み焼きに使うフタを使い、取っ手に蝶のチュイルを添えます。野菜の下にシーザードレッシングを敷き、アスパラガスとベーコンの串を一緒に混ぜるとシーザーサラダに変化する一皿です。
*5 フランス料理で料理を運ぶ際に被せるフタのこと

鰈(かれい)

油で揚げた魚を大根おろしが入った出汁で煮る大阪の郷土料理「煮おろし」をスープ仕立てにアレンジした一品です。玉ねぎのポタージュと大根を粗くおろしたスープを鰈の串揚げとともに味わいます。また、鰈の骨のチュイルを串揚げに添え、本料理にも無駄なく食材を使う合理精神が反映されています。

星野リゾートのフランス料理の精鋭シェフのアイディアを融合

当ホテルの総料理長は、確かな技術とセンスを買われて抜擢された、瀧井杏香です。大阪の地域性を活かした料理を開発していきたいと意気込んでいます。今回、各コース料理のメニューは、瀧井とともに、Naniwa KUSHI Cuisineは星のや東京の総料理長の浜田統之が、Naniwa Neo Classicは星のや竹富島の総料理長の中洲達郎が加わりチームで開発しました。浜田、中洲ともにフレンチの世界に足を踏み入れ20年以上の月日を重ね、自身のスタイルを確立しています。また、浜田は2004年、中洲は2009年に世界最高峰のフランス料理のコンクールとして知られる「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の日本大会で優勝し、確かな技術と経験を持ち合わせます。浜田は2013年、同コンクールのフランス大会にて魚料理の世界一位にも評されました。瀧井のフレッシュな感性と浜田、中洲の技術と経験が融合して各コース料理が完成しました。

シェフの紹介

瀧井杏香(OMO7大阪 by 星野リゾート・総料理長)

星野リゾートの地域の特色を活かした料理に興味を持ち入社。星野リゾート トマムのメインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)」にてキャリアをスタート。確かな技術とセンスで旅の思い出となるような料理を追求し、OMO7大阪の総料理長へ抜擢。「食の都」である大阪の地域性を活かした料理を開発していきたいと意気込んでいます。

浜田統之(星のや東京・総料理長)

2004年ボキューズ・ドール国際料理コンクールにて日本大会にて最年少優勝、2013年には同コンクールフランス大会にて、魚料理の世界一位と評され、銅メダルを受賞。日本にしかできない、日本の職人、技術、素材に支えられた、日本のフレンチを世界に広げることを使命としています。星のや東京でも、日本の食材と器で新たな日本旅館の料理を模索しています。

中洲達郎(星のや竹富島・総料理長)

2009年ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本大会優勝、2011年同コンクールにてアジア代表として健闘、世界大会入賞など活躍し、世界レベルのフレンチの腕を評されます。星のや軽井沢の料理長を務めた後、星のや竹富島の開業時に総料理長へ就任。そこで出会った個性あふれる沖縄の食材を様々なフレンチの技法を用いてアレンジし、新しい一皿を生み出し続けています。

「Naniwa Neo Classic」および「Naniwa KUSHI Cuisine」概要

■提供開始日:2022年4月22日
■料金   :各コースともに1名 13,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
■予約   :要予約。公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/)にて
当日16時まで受付(外来利用は利用日の30日前より予約可)
■備考   :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。

「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」施設概要

施設名 :OMO7大阪 by 星野リゾート
所在地 :〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目16-30
宿泊料金:ツインルーム1泊61,000円~(1室あたり・税込・2食付き)
いどばたスイート1泊109,200円~(1室あたり・税込・2食付き)
施設構成:客室、OMOベース(フロント、ライブラリーラウンジ、ショップ、
カフェテリア「OMOカフェ&バル」、レストラン「OMOダイニング」)、
みやぐりん(ガーデンエリア)、湯屋(温浴棟)
客室数 :436室
交通  :新今宮駅(JR・南海電鉄)目の前、
動物園前駅(Osaka Metro御堂筋線・堺筋線)・新今宮駅前駅(阪堺電気軌道)から徒歩3分
開業日 :2022年4月22日
電話  :0570-073-099(OMO予約センター)
URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/

「OMO」とは?

「OMO」は星野リゾートが全国に展開する都市観光ホテルブランドです。ブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。全てのOMOで、街歩きをサポートするGo-KINJOサービスを展開。全国各地の11施設から「都市観光」の楽しさを発信していきます。

▼OMOをもっと詳しく知りたいなら▼
https://www.hoshinoresorts.com/brand/omo/

数字でわかる、サービスの幅

施設名のOMOのうしろにある数字は、サービスの幅を表しています。この数字があることで、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテル選びが可能です。お客様のさまざまなニーズに合わせ、都市観光の旅をOMOがサポートしていきます。

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