オーラルケアの意識、3人に1人が1年前と比較して「高まった」 「歯周病予防ハミガキ粉」に支持あつまる

~「オーラルケアに関するアンケート調査」~

[調査結果のポイント]
・オーラルケアの意識や関心が1年前と比較して「高まった」と感じている人が、30.5%で3人に1人が高まったと感じている。
・ハミガキ粉を購入する際に重視することは、「効果・効能」が65.2%で最多で、「価格」が56.0%、「味」が24.9%と続く。
・ハミガキ粉に期待する効果は、「洗浄効果」が60.4%が最多で、「歯周病予防」が58.1%、「虫歯予防」が53.1%、「口臭予防」52.2%と続く。
・当社独自に収集するPOBデータの「ハミガキ粉カテゴリ(レシート枚数約9,350枚:調査期間2018年1月~2019年2月)」からトレンドを分析すると、POB会員が購入したハミガキ粉は、1位「ライオン クリニカハミガキ(7.2%)」、2位「サンスター ガム・デンタルペースト(4.8%)」、3位「ライオン システマEXハミガキ(4.1%)」、4位「グラクソ・スミスクライン シュミテクト 歯周病ケア(3.4%)」、5位「花王 クリアクリーン(2.4%)」と続き、上位5商品のうち3商品が歯周病予防を目的とした商品であった。

 毎年6月4日は「6(む)・4(し)」にちなんで日本歯科医師会が「むし歯予防の日」として制定しており、6月4日から10日までの1週間は、「歯と口の健康週間」を実施しています。それに先立ち、フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」(以下POB)アンケートモニター(n=4,258名 男女20代~60代)を対象に、「オーラルケアに関するアンケート」を2019年4月19日(金)~4月22日(月)にかけて実施しましたので、報告いたします。(調査概要4P参照)

 最初に、オーラルケアの意識や関心は1年前と比較して変化したか調査をしました。

POB_オーラルケア図表1
POB_オーラルケア図表1

 オーラルケアの意識や関心が1年前と比較して「高まった」と感じている人が、30.5%となり、3人に1人が高まったと感じていることがわかりました。

 次からは、ハミガキ粉を購入する際に重視することや、期待する効果を調査しました。

POB_オーラルケア図表2
POB_オーラルケア図表2

 まず、ハミガキ粉に期待する効果は、「効果・効能」が65.2%でもっとも多く、「価格」の56.6%、「味」が24.9%、「(フッ素などの)配合成分」が23.2%、「(磨いた後の)爽快感」が19.2%と続きました。

POB_オーラルケア図表3
POB_オーラルケア図表3

 そして、ハミガキ粉に期待する効果は「洗浄効果」が60.4%でもっとも多く、「歯周病予防」が58.1%、「虫歯予防」が53.1%、「口臭予防」が52.2%、「殺菌効果」が38.9%と続きました。

 次に、実際にどのハミガキ粉が買われているか、当社独自に収集するPOBデータの「ハミガキ粉カテゴリ(レシート枚数約9,350枚:調査期間2018年1月~2019年2月)」から、トレンドを分析しました。

POB_オーラルケア参考1
POB_オーラルケア参考1

 調査期間における、POB会員が購入したハミガキ粉は、1位「ライオン クリニカハミガキ(7.2%)」、2位「サンスター ガム・デンタルペースト(4.8%)」と、定番人気商品が続く中、昨年4月に“30代からの歯周病セルフケア”を提案するブランドとしてリニューアルをした「ライオン システマEXハミガキ(4.1%)」が3位となり、衰えてきた歯ぐきの細胞を活性化し歯周病を防ぐ「ライオン システマハグキプラスハミガキ(2.4%)」が6位となり、歯周病ケアの「システマ」が2商品ランクインしました。

 「ライオン システマ」をセレクトして、購入理由をみると、まず「システマEXハミガキ」の購入者からは、「歯周病予防という宣伝に惹かれて選んだ(30代女性)」や、「歯周病が予防に効果的で、磨いた後のすっきり感が気に入っている(40代女性)」など、歯周病リスクを意識する30代~40代の購入者が目立ちました。また、「システマハグキプラスハミガキ」の購入理由をみると、「パッケージが目立って歯によさそうな成分が入っていたので、当商品にした(50代男性)」や「パッケージに惹かれて購入。歯周病に対してオールマイティに効果があるのかなと思った(50代女性)」など、“歯ぐき活性化”など商品特徴がわかりやすく書かれたピンク色のパッケージが目に入り売り場で、購入決定したという声がありました。
 どちらも現代人の口内環境の悩みの1つである「歯周病ケア」を目的とした商品ですが、「システマEX」は30代~40代の早期ケア、「ハグキプラス」は、50代以降の歯ぐきケアを提案することで、消費者の年代に合った悩みに応え、健康な口内環境づくりに着目することで、あらゆる年代のファンを醸成できていることが伺えます。

 今回の調査結果からは、ハミガキ粉を購入する際に、「価格」よりも「効果効能」を重視する傾向があり、期待する効果としては「歯周病予防」と回答した方が6割近くを占める結果となりました。
 情報通信技術の発達により、小型で低価格なセンサーの普及で、歯科領域の「デンタルテック」企業も登場しつつあります。背景には、歯周病などで歯科医院にかかる患者が増えていることが挙げられ、小児歯科の悩み相談サービスを手掛けるノーブナインは2020年、センサーで歯周病菌があるか調べる電動歯ブラシ「スマッシュ」を発売します。
 歯ブラシもあらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器となることが今後予想されており、そういった動きにも注目していきたいと思います。

調査概要

POB_オーラルケア調査概要
POB_オーラルケア調査概要
PR_POB概要
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 Point of Buy(R)データベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データです。
同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く” 企業・メーカーに提供します。
 集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。

■当事業の特長:
- 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
- 「セゾンポイントモール」会員と、「Ponta Web」会員、「履歴書情報」のある当社登録会員「キャスト」で構成された約20万人のネットワークに基づく本人認証度の高いデータを提供
- 700企業以上のチェーン情報を公開
- ビジネスモデル特許による全チェーン共通オリジナルブランドマスター(※JICFS/IFDBベース)を生成
  詳細はこちら https://www.sbfield.co.jp/press/20170222-10722
  ※JICFS/IFDB:JANコード統合商品データベース  (一財)流通システム開発センター

■ サービス詳細参照ページ:
・「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」 https://www.sbfield.co.jp/multi-idpos
・レシートで貯める https://aqfpob.com/
・レシート de Ponta https://ponta-receipt.jp/
・レシーポ  https://receipo.com/

ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約90,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など169,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : https://www.sbfield.co.jp/

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ソフトブレーン・フィールド株式会社
経営企画部 事業開発課 佐藤(さとう)/ 神谷(かみたに)
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