近畿大学附属幼稚園が「地震避難訓練」を実施 幼稚園児が地震等の緊急時に備えて身を守る行動を身につける
近畿大学附属幼稚園(奈良県奈良市)は、令和6年(2024年)6月19日(水)に地震発生時を想定した避難訓練を実施します。災害等の緊急時に園児が慌てず行動できるよう、1年を通してさまざまなテーマをもとに避難訓練を行い、対応能力の強化を図ります。
【本件のポイント】
●地震災害について学び、地震の危険性を知ることで緊急時の判断力を養う
●園児が慌てずに行動できるように、教職員の緊急事態への対応能力の強化を図る
●繰り返し避難訓練を行うことで、園児は自ら考え、身を守る行動と準備ができる力を身につける
【本件の内容】
近畿大学附属幼稚園では、日頃から訓練しておくことで冷静な判断力を養うことを目的として、年に10回程度、火災、地震、不審者侵入等のさまざまなテーマを設けて「避難訓練」を実施しています。
今年度3回目となる今回は、「震度6以上の強い地震から身を守る行動を知る」をテーマとして、地震が起こった際に机の下に潜り、身を守る訓練を行います。年長と年中の園児は、水、ビスコ保存缶、歯ブラシセット、防寒シート他11点が入った幼児用非常持出袋(防災リュック)を背負い、靴を履き替えずに素早く避難します。その際、「お」押さない、「は」走らない、「し」しゃべらない、「も」持たない、戻らない、という避難方法をまとめた言葉「お・は・し・も」の徹底を意識して実施します。また、火災や地震避難訓練の際は、ハンカチで口を押さえるかマスクを着用し、煙や粉塵を吸わないように訓練します。教職員はガラスの飛散を防ぐためにカーテンを閉める、教室の扉を開けるなど、避難経路の確保とスムーズな誘導、安全確認を重点的に行います。
園児たちは1年を通して訓練を重ねることで、さまざまな状況において教職員の指示に従い、慌てることなく避難できるようになります。
【実施概要】
日時:令和6年(2024年)6月19日(水)9:45~10:00
場所:近畿大学附属幼稚園
(奈良県奈良市あやめ池北1‐33‐3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分)
参加者:園児116人(年長43人、年中40人、年少33人)、教職員16人
【関連リンク】
近畿大学附属幼稚園
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/kinder/