文系学生がIT分野で活躍するための産学連携講義 実演中心の授業で最先端のインターネット技術を学ぶ

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)1月19日(木)、経営学科教授の川村洋次が担当する「ITビジネス論」の授業において、外資系インターネット企業、インターナップ・ジャパン株式会社の技術部長である吉川進滋氏をお招きし、最先端のインターネット技術を学ぶ産学連携の講義を行います。

【本件のポイント】
●ネットワークエンジニア不足の解消をめざし、産学連携授業を実施
●eビジネスの最前線を知る吉川氏の講義で最先端の技術を体感
●文系学生にIT分野で活躍する多様な可能性について気付きを与える

【本件の概要】
コンピュータネットワークのシステム構築・運用を行う「ネットワークエンジニア」は、実は文系出身者が多い職業です。eビジネスの興隆によって、このネットワークエンジニアの不足が問題となっています。
本講義では、外資系インターネット企業の技術部長としてeビジネスの最前線を知る吉川進滋氏に、現場における実例を交えながら解説していただき、学生にネットワークエンジニアという職業を紹介します。実演を多数取り入れ、ネットワークを操るハッカーのような体験もさせることで、日頃無意識に使っているインターネットの繋がる仕組みと隠された問題点を理解し、世の中を支えるインフラとなったネットワークとその上で繰り広げられるeビジネスのダイナミズムを学生が体験できるようにします。
ネットワークエンジニアリングの最先端技術を実演することで、文系学生にもIT分野で活躍する多様な可能性について気付きを与え、ネットワークの専門家、あるいはeビジネスの創業者などの人材の育成に寄与したいと考えます。

■日時:平成29年(2017年)1月19日(木) 13:10~14:40
■場所:近畿大学東大阪キャンパス 21号館 314教室
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対象:近畿大学経営学部学生 約60人

【本件の背景】
IoTやeビジネスの興隆により、今やインターネットは人々の生活や安全にとって必要不可欠な社会インフラとなっています。しかし、インターネット(繋がる仕組み)を司るネットワークエンジニアリングへの注目度は決して高いとは言えず、ネットワークエンジニアの不足が、eビジネスの立ち上げや運営において大きな足枷となることが珍しくありません。
大学の理工学部では、コンピュータの処理能力の向上や、複雑なコンピュータ言語を縦横に駆使してアプリケーションを制作するプログラマーの育成に力を入れています。しかし、社会で活躍するネットワークエンジニアは理系学部出身者が少なく、多くは文系学部出身者です。今後、IoTやeビジネスをさらに発展させるためには、有能なネットワークエンジニアの養成が必要不可欠です。

【講師プロフィール】
吉川 進滋(よしかわ しんじ)氏
国内外複数のゲーム関連会社で、プロデューサ業等に従事。
2012年からインターナップ・ジャパン株式会社の技術部長を務め、データセンター、グローバルIPネットワークの運用で陣頭指揮をとる。国内外IoT関連事業者との技術的折衝を通じ、世界のIoT動向の把握、分析に取り組む。Go,Rust,Ansible,Open Stack等、新しいプラットフォームの試験、海外スタートアップのトレンドからロボットやドローン利用に向けた業界リサーチを強化し、収集したデータを豊富な業務経験に基づいて実践的に分析することで、会社の進むべき方向性の決定に強いリーダーシップを発揮している。

【関連リンク】
経営学部経営学科 教授 川村 洋次(カワムラ ヨウジ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/73-kawamura-youji.html

吉川進滋氏
吉川進滋氏

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