吉野山の一目千本桜を守りたい！ 小学2年生が「桜募金運動」を実施し、「吉野の桜を守る会」に贈呈
近畿大学附属小学校（奈良県奈良市）では毎年、吉野の自然を守るため「吉野の桜募金運動」を実施しています。今年度は、令和6年（2024年）5月8日（水）から10日（金）までの3日間、2年生が小学校正門前で募金活動を実施します。募金で集まったお金は、2年生121人が参加する宿泊学習「吉野学舎」の際に、児童から「吉野の桜を守る会」に贈呈する予定です。
【本件のポイント】
●吉野の桜を守るという社会活動に、児童が募金運動を通じて貢献
●募金で集まったお金は、宿泊学習「吉野学舎」の際に「吉野の桜を守る会」に贈呈
●児童は、協力し合うことの重要性や桜の保護と育成について学ぶ
【本件の内容】
近畿大学附属小学校は、昭和31年（1956年）から奈良県吉野町で宿泊学習「吉野学舎」を実施しています。
この宿泊学習は、大自然の中で歴史を学び、集団生活を通して食事作法や規律正しい生活習慣を身につけ、保護者への感謝の気持ちを育むことを目的としています。
近年、吉野町ではウメノキゴケやナラタケなどの繁殖によって、一部の桜の生育不良や立ち枯れなどの被害が出ており、問題となっています。桜の保護・育成を図るため、平成20年（2008年）に「吉野の桜を守る会」が設立され、現在は公益財団法人吉野山保勝会が事務局となって、支援を呼びかけています。
本校では、吉野町への感謝の気持ちを込めて、美しい一目千本の桜を守るため、毎年「吉野の桜募金運動」を実施しています。今年で15回目となるこの募金運動は、吉野山の桜が衰退している現状を多くの人に知ってもらい、保護・育成につなげることを目的としています。また、児童には自分たちにもできることがあるということ、行動することや協力し合うことの重要性、お金の大切さ、そして人々の心の温かさを学ぶ機会となります。
【「吉野の桜募金運動」実施概要】
日時 ：令和6年（2024年）5月8日（水）～10日（金）8：00～8：20
場所 ：近畿大学附属小学校 正門前
（奈良市あやめ池北1‐33‐3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分）
参加者 ：小学2年生 4～8人程度
昨年実績：募金額 71,657円
【贈呈式実施概要】
日時 ：令和6年（2024年）5月22日（水）19：30（予定）
場所 ：旅館 竹林院群芳園
（奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2142、
吉野大峯ケーブル「吉野山駅」から徒歩25分）
参加者 ：小学2年生 121人
受領団体：吉野の桜を守る会
【関連リンク】
近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/
