近畿大学経営学部生が愛知県の小学校で出前授業を実施 一宮市の企業と連携し、小学生がアップサイクルについて学ぶ機会を創出

松本ゼミの学生がアップサイクルクラフトに取り組む様子
松本ゼミの学生がアップサイクルクラフトに取り組む様子

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科准教授 松本誠一ゼミは、皮革製品メーカーの株式会社Askalカバン工房(愛知県一宮市)と、使用済みのランドセルに新たな価値を生み出すアップサイクルプロジェクトに取り組んでいます。その一環として、令和6年(2024年)9月13日(金)に一宮市立黒田小学校で、小学4年生を対象に、アップサイクルに関する出前授業を開催します。

【本件のポイント】
●経営学部生が愛知県の企業と連携し、一宮市立黒田小学校で出前授業を実施
●ランドセルの端材からキーホルダーを作るアップサイクル体験を提供
●小学生がアップサイクルという新たな視点で環境について考える機会を創出

【本件の内容】
近畿大学経営学部の松本ゼミでは、「価値共創マーケティング」を研究テーマとして、さまざまな企業や自治体と連携し、使用済み製品の再利用やアップサイクル活動に取り組んでいます。
年間約25,000件のランドセルリメイクオーダーを受ける株式会社Askalカバン工房と共同研究を行っており、令和5年(2023年)9月には、使用済みランドセルのアップサイクルプロジェクトのキックオフと、学生による商品提案会を実施し、令和6年(2024年)3月には、ランドセルリメイク品の展示会や革製のオリジナル壁掛けアートづくり体験を行いました。現在は、「ランドセルリメイクを文化に」をテーマに、ランドセルに新たな価値を生み出す取り組みの普及を行っています。
今回は、株式会社Askalカバン工房の所在地である、愛知県の一宮市立黒田小学校4年生を対象に出前授業を行います。児童は、学校で学んでいる「3R※」について復習し、「3R」とアップサイクルとの違いやランドセルリメイクの事例について学びます。また、ランドセルの端材からキーホルダーを作るアップサイクル体験も実施します。授業を通して、「使わなくなったものの価値が上がり、特別なモノに生まれ変わる」というアップサイクルの魅力を伝え、小学生がアップサイクルという新たな視点で環境について考える機会とします。
※Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の総称

【開催概要】
日時:令和6年(2024年)9月13日(金)14:00~15:40
場所:一宮市立黒田小学校
   (愛知県一宮市木曽川町黒田古城26-2、
    JR東海道本線「木曽川駅」から徒歩約6分)
対象:一宮市立黒田小学校4年生 96人
講師:松本ゼミの学生6人
内容:ランドセルリメイクの事例紹介や3Rの復習、アップサイクルについての講義
   ランドセルの端材からキーホルダーを作るアップサイクル体験

【株式会社Askalカバン工房】
皮革製品製造を目的に平成22年(2010年)8月創業。平成26年(2014年)に法人化。使用済みランドセルを再利用したいというSDGsの観点から、平成29年(2017年)3月よりランドセルリメイク事業を展開。現在では一般利用者だけでなく、百貨店やランドセルメーカーとも連携し、年間約25,000件のランドセルリメイク製品を製作しています。
所在地   :愛知県一宮市明地字西七丁原32-1
代表者   :代表取締役 大橋泰助
事業内容  :ランドセルリメイク製品をはじめとする各種皮革製品製造・販売
設立    :平成26年(2014年)
ホームページ:https://askal.jp/

【一宮市立黒田小学校】
明治6年(1873年)に創立された歴史ある小学校で、令和5年(2023年)で開校150周年を迎えました。日頃からSDGsについて調べて学習を行い発表する授業や、環境センターでゴミのリサイクルやゴミ処理施設への理解を深める活動を行っています。愛知県では、令和5年(2023年)から、子供の学び(ラーニング)と保護者の休暇(バケーション)が合わさった「ラケーションの日」が設けられ、学外における自主学習も推進されています。
所在地   :愛知県一宮市木曽川町黒田古城26-2
代表者   :校長 柴田泰子
創立    :明治6年(1873年)
ホームページ:https://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=2310171

【参加学生のコメント】
経営学部商学科4年 岡野歌蓮さん
実際にランドセルを使用している子どもたちに、ランドセルリメイクをはじめとした「アップサイクル」という新しい選択肢があることを知ってもらいたいと考え、出前授業を企画しました。
ランドセルの端材を使ったワークショップを行うほか、株式会社Askalカバン工房に寄せられた、お客様からの感謝のお手紙を紹介することで、環境問題への貢献だけでなく、「想いが付加価値になる」というランドセルリメイクの魅力を伝え、子どもたちの記憶に残る授業にしたいです。

【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 准教授 松本誠一(マツモトセイイチ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1219-matsumoto-seiichi.html

経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/


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