東大阪市指定文化財「旧河澄家」で餅つきイベントを開催 クリスマス用のスノードーム作りとクイズ企画も!
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授 峰滝和典ゼミ(コミュニケーション論)は、令和5年(2023年)12月17日(日)に東大阪市指定文化財の旧河澄家にて、餅つきイベントを開催します。
【本件のポイント】
●東大阪市の歴史ある文化財「旧河澄家」を、地域コミュニティ活性化の場として活用
●一足先にクリスマスと正月の文化を楽しむ企画として、スノードーム作りと餅つきを実施
●学生はイベントの企画・運営を担い、実践的なコミュニティ形成について学ぶ
【本件の内容】
経営学部の峰滝ゼミは、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェル(大阪府羽曳野市)と共に、地元の再認識と文化の発信をコンセプトとして、平成27年度(2015年度)から旧河澄家のPR活動を続けています。地域コミュニティ活性化の場として定期的にイベントを行っており、今回は、臼と杵を使った餅つきイベントを行います。
近年、家庭で餅つきをする機会が減っているなか、参加者に昔ながらの方法での餅つきを体験してもらい、つきたての餅を丸餅とあんころ餅にして配布します。また、クリスマス用のスノードーム作りやクリスマスにまつわるクイズ大会も行い、一足先にクリスマスとお正月の文化を楽しめるイベントとします。
学生は、地域イベントの企画と運営を担い、コミュニティ形成の方法を実践で学びながら、地域活性化に貢献します。
【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)12月17日(日)13:00~15:00
場所 :東大阪市指定文化財「旧河澄家」
(大阪府東大阪市日下町7丁目6-39、
近鉄奈良線「石切駅」から徒歩約20分)
対象 :3歳以上、未就学児は保護者同伴(定員20名、参加費無料)
※ 定員に達したため、申込締切済み
参加予定:経営学部峰滝ゼミ 学生10人
お問合せ:旧河澄家 TEL(072)984-1640
https://kyu-kawazumike.jp/
【旧河澄家】
河澄家は、南北朝時代の応安2年(1369年)に入滅した日下連(くさかむらじ)河澄与市大戸清正に遡り、江戸時代には代々作兵衛を名乗って日下村の庄屋を務めた旧家です。明治時代初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。
【参加学生のコメント】
経営学部会計学科3年 鈴木大登(すずきひろと)さん
クリスマスとお正月の気分を同時に味わえるイベントを企画しました。餅つきをする家庭は少なくなっており、子どもたちにとって伝統行事に触れるよい機会だと思います。また、自分達だけの特別な「スノードーム」を作り、冬を楽しめるイベントとなっています。
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝和典(ミネタキカズノリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html