未来を担う、若き料理人たちを育む。地元宮城の「海と山と森の温泉リゾート 一の坊」レストランで校外学習を実施
【料理人を志す学生たち】宮城調理製菓専門学校生の活躍
宮城県で温泉リゾートと飲食店などを運営する、株式会社⼀の坊(本社/宮城県仙台市 代表取締役 髙橋 弘行/タカハシ ヒロユキ)では、料理人を目指す学生たちが学ぶ「宮城調理製菓専門学校」校外学習を温泉リゾートのレストランで受け入れており、9月は1年生16名の校外学習を実施します。
2年生19名の校外学習は5~6月に実施、実際にお客様の前で接客を経験したことで「お客様に喜んでいただけるサービス」を考えた「プロの料理人を志す学生たちの意見」は、一の坊スタッフ自身の仕事の理解を深める機会となる内容で、インナーブランディングにもつながる事例となりました。
宮城調理製菓専門学校 校外学習概要
<期間>
2年生 2024年5月29日(水)~6月27日(木)期間中、各2週間 最終日に宿泊体験
1年生 2024年9月11日(水)〜9月26日(木)期間中、各1週間予定 最終日に宿泊体験
<実施宿>
■仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊
■松島温泉 松島一の坊
■宮城蔵王・遠刈田温泉 ゆと森倶楽部
■宮城蔵王・遠刈田温泉 温泉山荘だいこんの花
宮城調理製菓専門学校2年生は、和食・洋食の専攻ごと複数班に分かれて4宿で校外学習を実施、最終日には宿泊体験の後、一の坊スタッフと学習の振り返りを行いました。実際にお客様の前で接客を経験し、はじめは緊張の表情だった学生たちですが、終える頃には「お客様に喜んでいただけるサービス」を考えながら学べた、と校外学習に手応えを感じていた様子でした。
背景
今回の校外学習は、時代とともに変化する社会のニーズに応え、実践に即応できる人材の育成を図ることを目的のひとつとしているそうです。
宿泊・飲食業界では人手不足が重要な課題の一つと言われ、AIやIoTなどの活用により省力化や効率化を図る動きがありますが、一の坊グループではこれらを活用することで、スタッフは「接客」に時間を使えるようにしています。調理スタッフも、アーティストとして接客スキルを磨いています。
例えば、オーダービュッフェレストランでは、お客様からオーダーを受けてから調理スタッフが目の前でお作りし、作り立てを「ひとさら」で個別提供しています。そこでは、お客様と料理人との対話が生まれ、裏方と思われがちな料理スタッフもお客様の目の前で料理・サービスするアーティストに変わり、仕事への意欲向上にもつながっています。
プロの料理人を志す、学生たちの素直な意見
一の坊グループ温泉リゾートでの校外学習の締めくくりとして、各宿に宿泊した2年生の感想は、プロの料理人を志す、学生ならではのものでした。
その意見を社内で共有することはインナーブランディングにもつながる事例で、一部を一の坊グループの社内報にも掲載しました。
今回の校外学習受け入れにより、一の坊へ入社して数年の若手スタッフも、学生たちへ教えることをきっかけとして、自身の仕事の理解を深める機会となりました。
松島温泉/松島一の坊
和食専攻・洋食専攻 計8名
お客様を目の前にすると、はじめは緊張したり焦ったり慣れなかったけれど、慣れてきたら、商品の説明をできるようになったり、最終的に数日間メニューが変わってもスムーズに取り組むことができた。
宿泊してみて、目の前で盛り付けてもらうのを見ているだけでも楽しかった。全部とても美味しかった。
夜(夕食)は盛り付けがどれだけ丁寧にやるか難しいと感じたが、朝(朝食)はフレンチトーストやオムレツなど実演がメインで、より難しく感じた。
オープンキッチンでのサービスは、なかなかない経験をさせてもらった。開放的な雰囲気が新鮮だった。笑顔で接したり、コミュニケーションが大切だと思った。
仙台・作並温泉/ゆづくしSalon一の坊
和食専攻・洋食専攻 計5名
基本から細かい技術まで教えていただいた。学校で習ったことだけでなく、ここでしか学べないところも教えてもらえてよかった。
宿泊時は、毎日自分で仕込みをして材料や作り方など分かっていても、スタッフから説明してもらうと食べた時お客様としてどう感じるか分かって勉強になった。
正確性を重視していたが、接客は時間との勝負で、実演はコミュニケーションが大切だと思った。料理を美しく、価値をどう持たせてあげるかを意識してやってみた。
泊まってみて、サービスが丁寧だと思った。調理スタッフも細かく説明してくれ、聞いている側も楽しくなる空間だと思った。
仕込みを教えてくださる人によってやり方が違うところがあり戸惑ったが、プラスに考えていろいろな視点から知識として取り入れた。
実演に入ったとき、お客様の列ができてしまったけど、サービススタッフとコミュニケーションを取りながら接客できた。調理スタッフだけではなくサービススタッフとのコミュニケーションも大切だと思った。
作並は自然豊かな所だと思った。料理は提供される側としては初経験。お客様の気持ちになれて、とても過ごしやすい空間だった。
みやぎ蔵王・遠刈田温泉/ゆと森倶楽部
洋食専攻 3名
オープンキッチンは、お客様から開放的に見える空間なので、顔を触らないなどの衛生面にも意識して作業した。声をかけられたときは産地や盛り付けを説明しながら接客した。言葉遣いやしぐさなど自分の気になる部分も見えてきた。
朝食のとき、おはようございますと声をかけられるだけで気持ちが晴れやかになることが分かった。
オーダービュッフェスタイルは、直接顔を見ながら調理できて楽しかった。笑顔やありがとうという言葉をもらえて料理をする楽しさを改めて感じた。先輩方はお客様からの質問に対して一言だけではなく必ず会話を広げていたのがすごいと思った。自分も温かい対応ができるように頑張りたい。
お客様目線で見ても、整理整頓、衛生面に特にシェフやスタッフが気を遣っているのがわかった。いつでもきれいに保っていた。衛生面にあらためて気をつけたい。
みやぎ蔵王・遠刈田温泉/温泉山荘だいこんの花
和食専攻 3名
仕込み、盛り付け、お客様の前で盛り付けも経験させてもらえた。厨房からとお客様の前では見る景色もちがう。材料を知っているからこそ(お客様に)伝えられることも多いと感じました。
珍しい食材を扱ったり珍しい魚をさばいたり、技術を学ぶことができた。宿泊では貸切の露天風呂や部屋のお風呂それぞれで雰囲気が違って楽しめた。
一通り仕込みや盛り付け、まかないも作ったりした。3人で幅広い仕事をルーティンでやらせてもらえた。
自然豊かなところに川が見え、景色もよくて、サービスも充実していた。
一の坊グループの温泉リゾート・飲食店
みやぎ・東北の未来を担う若手調理人の皆さまの貴重な勉強・体験の場として弊社をお選びいただき、大変光栄に思います。
弊社では随時、インターンシップや職場見学等の受け入れを行っておりますので、ぜひご興味がある方はお問い合わせください。
一の坊で活躍する、若手料理人たち
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