近大生が地域の方々と一緒に育てたレモンの収穫祭を開催 多世代交流を通じて、助け合える社会の実現を共に考える

レモン栽培進捗会の様子
レモン栽培進捗会の様子

近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)総合社会学科心理系専攻教授 塩﨑麻里子は、ゼミ生を中心とした6学部の学生と地域の方々とともに「近大レモン倶楽部」を立ち上げ、レモン栽培を通じた多世代交流を行っています。令和6年(2024年)2月3日(土)に、近大レモン倶楽部に所属する18歳の大学1年生から84歳の地域の高齢者までのメンバーが、育てたレモンでレモネードを作り、実りを祝う収穫祭を開催します。

【本件のポイント】
●大学生と地域の高齢者が、一緒に育てたレモンでレモネードを作り、実りに感謝しながら共に味わう収穫祭を開催
●レモン栽培をコミュニケーションツールとして多世代交流を行い、多様性を受け入れ、助け合える社会の実現を共に考える
●収穫祭のために、メンバー全員のイラストをデザインしたアクリルコースターを学生が製作

【本件の内容】
近畿大学アカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことをめざして、学内公募で毎年約30のプロジェクトが採択され、選ばれた個人または団体が、自主性を持って取り組んでいます。
本イベントを開催する「近大レモン倶楽部」は、アカデミックシアタープロジェクト『「植・食、健康」産業支援プロジェクト』の一環として、令和5年(2023年)6月に発足しました。超高齢社会のさまざまな課題を解決するには、世代を超えた交流、協働、共創が重要であり、大学がそのプラットフォームになれば、という思いのもとで活動しています。
近大レモン倶楽部は大学生と地域の方々で構成され、84歳の高齢者も在籍しています。レモン栽培をコミュニケーションツールとして多世代交流を行い、多様性を受け入れ、助け合える社会の実現を共に考えるコミュニティです。初心者でも育てやすく、見た目もおしゃれなイメージがあるため若者にも受け入れられやすいという理由でレモンを栽培することになりました。
定期的にレモン栽培進捗会を実施しており、昨年9月には栽培の経過報告と、収穫祭で使用するカップとコースター用のイラストを描きました。メンバー全員が描いたイラストを用いて、学生が東大阪キャンパス内にあるモノづくり拠点「THE GARAGE」でアクリルコースターを製作し、収穫祭で初披露します。
今後、近大レモン倶楽部は毎年メンバーを追加募集して、発展的に継続していく予定です。

【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)2月3日(土)14:00~17:00
場所 :ハグミュージアム
    (大阪府大阪市西区千代崎3丁目南2番59号、
     Osaka Metro長堀鶴見緑地線「ドーム前千代崎駅」、
     阪神なんば線「ドーム前駅」から徒歩約3分)
参加者:近大レモン倶楽部メンバー(地域の方約20人、学生25人)

【「植・食、健康」産業支援プロジェクト】
近畿大学生が主体となって取り組み、新しい価値の創造に挑戦する「近畿大学アカデミックシアタープロジェクト」の一つで、植・食、健康に関する事業プランの社会実装をめざしています。本プロジェクトの一環である「近大レモン倶楽部」は、一般社団法人テラプロジェクト(大阪府大阪市)から、レモン栽培指導やレモネード作りのサポートを受けて活動しています。
https://act.kindai.ac.jp/projects/02cee7568a9fcfcc5c0168a5d0f1ddd226bf9466.html

【近大レモン倶楽部の活動】
令和5年(2023年)6月
レモン栽培をコミュニケーションツールとして、近大生と近隣の高齢者の方の多世代交流を促すプロジェクトのキックオフイベントを実施
https://act.kindai.ac.jp/story/e3b87bd335dc741d7e9296bbefb5e6ca509cbd3e.html
令和5年(2023年)8月
若者、高齢者を単なる世代違いで終わらせず、違いに気づき、そこから価値に変えるにはどうしたらよいかを考えるワークショップを実施
https://act.kindai.ac.jp/story/ba2adf1488e1504b74df90ea0045db3fe48d34f6.html
令和5年(2023年)9月
レモン栽培の進捗報告を通して、18歳~84歳のメンバーによる多世代交流を実施
https://act.kindai.ac.jp/story/5e7803a431448170d0fec43b0766be95e28455b4.html

【一般社団法人テラプロジェクト】
新たな産・学・官・民連携活動によるモノ・コトつくりを支援する新プラットフォームです。
21世紀は「Green Gold の時代」、環境と経済の両輪が世界を牽引する時代です。4人に1人が65歳以上となる日本の高齢社会を豊かに生き抜くためには、市民のニーズや知恵を直接「モノつくり・コトつくり」に生かしていくことが重要です。テラプロジェクトでは、その中心課題を「心身健康」に置き、「植・食」をキーワードとして、市民と大学・企業が協働して「モノつくり・コトつくり」に挑戦しています。また、「智の木協会」と連携し、社会貢献を目的とした都市緑化推進活動「One Green」や「植育」プログラムを展開しています。
URL:https://midori-project.jp/members/thera-projects/

【関連リンク】
総合社会学部 総合社会学科 心理系専攻 教授 塩﨑麻里子(シオザキマリコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/863-shiozaki-mariko.html

THE GARAGE
https://act.kindai.ac.jp/garage.html
総合社会学部
https://www.kindai.ac.jp/sociology/


AIが記事を作成しています