第28回 近畿大学中央図書館貴重書展を開催 近畿大学所蔵の嵯峨本『伊勢物語』など貴重な資料を一般公開

令和4年(2022年)に開催した、第27回 近畿大学中央図書館貴重書展の様子
令和4年(2022年)に開催した、第27回 近畿大学中央図書館貴重書展の様子

近畿大学中央図書館(大阪府東大阪市)は、令和5年(2023年)11月7日(火)から11日(土)までの期間、「第28回近畿大学中央図書館貴重書展」を開催します。今回は、「最強のバディ~書物をつくりだした人と人とのつながり~」と題し、嵯峨本『伊勢物語』や社会科学の古典である『資本論』など、現代まで受け継がれる貴重書約30点の展示を行います。

【本件のポイント】
●第28回近畿大学中央図書館貴重書展を開催
●一般の方への生涯学習支援として、本学が所蔵する貴重な資料を無料公開
●「最強のバディ~書物をつくりだした人と人とのつながり~」と題し、出版に関わる人のつながりにスポットをあてた展示を実施

【本件の内容】
近畿大学中央図書館では、学生および教員に対する教育・研究支援ならびに一般の方への生涯学習支援の一環として、本学所蔵の貴重書を公開する貴重書展を平成7年(1995年)から開催しています。
今年は、「最強のバディ~書物をつくりだした人と人とのつながり~」をテーマに、近畿大学所蔵の貴重資料約30点を選りすぐり、著者だけでなく、挿絵画家など出版に関わる人のつながりにスポットをあてて展示します。本展では、江戸時代初期に本阿弥光悦が角倉素庵と協力して刊行したと伝えられる嵯峨本『伊勢物語』や、フランス革命に影響を与えたディドロとダランベールの『百科全書』、マルクスの後を継いでエンゲルスが第2巻以降を刊行し、全3巻からなる『資本論』など、貴重な資料を公開します。

【開催概要】
日時  :令和5年(2023年)11月7日(火)~11日(土)10:30~18:00
     ※ 最終日は15:00まで
場所  :近畿大学アカデミックシアター 1階 リフレッシュルーム(自習室前)
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :一般の方、近畿大学生、教職員(入場無料、事前申込不要)
お問合せ:近畿大学中央図書館 TEL(06)4307-3086

【主な出展資料】
嵯峨本『伊勢物語』 慶長13年(1608年) 【角倉素庵×本阿弥光悦】
『都名所圖會』 天明6年(1786年) 【秋里籬島×竹原春朝斎】
『新天文学』 1609年 【ケプラー×チコブラーエ】
『百科全書』 1751年-1780年 【ディドロ×ダランベール】
『オリバー・ツイスト』 1838年 【クルックシャンク×ディケンズ】
『資本論』 1867年-1894年 【マルクス×エンゲルス】
『蜻蛉集』(仏訳古今和歌集) 1884年 【ゴーティエ×山本芳翠】

【近畿大学中央図書館】
約140万冊の図書と約11,000種の雑誌を所蔵し、約85,000誌の電子ジャーナルや電子ブックと、データベースなどの最先端サービスを提供する近畿大学における学術情報の拠点です。学生への教育・学習支援、教員への研究支援に積極的に取り組み、知の継承と創造の中枢としての役割を担っています。また、主体的学習支援としてガイダンス・講習会などの多様な利用指導サービス、地域住民の方へ一般公開を行うなどして、大学の社会的責任も果たしています。

【関連リンク】
近畿大学中央図書館
https://www.clib.kindai.ac.jp/


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