教職員による消防避難訓練を実施 2万5千人の学生を擁するキャンパスの防災意識向上

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成31年(2019年)2月28日(木)、東大阪キャンパスアカデミックシアター(1~5号館)に勤務する教職員及び業務委託業者約300人を対象に、火災を想定した避難訓練を実施します。当日は避難訓練のほか、災害対策本部訓練、自衛消防隊編成訓練、消防訓練を実施し、教職員の防災意識向上を目指します。

【本件のポイント】
●24時間利用可能な自習室を含む、学生が利用するエリアを対象とし、火災を想定した避難訓練を実施
●東大阪市西消防署の協力のもと、消火訓練やAEDを実演
●2万5千人の学生が通うキャンパスに勤務する、教職員の防災意識向上を目指す

【本件の概要】
災害時に、学生の安全を確保するためには、第一に教職員が円滑に身体防護・避難誘導の活動ができるよう備える必要があります。
平成29年(2017年)には、教職員が利用する1号館(大学本館)を対象とした初期消火や避難誘導を実施しましたが、今回は対象範囲を1~5号館まで拡大し、本学職員で組織する自衛消防隊による初期消火や避難誘導訓練を実施した後、東大阪市西消防署の協力の元、消火器による消火訓練やAEDの実演を行います。
今回の訓練を通して教職員の防災意識を高め、次年度は学生も対象とした大規模な避難訓練を実施し、全学的に防災への関心を高め、災害に備える体制を構築することを目指します。

■日時:平成31年(2019年)2月28日(木)10:00~17:00
■場所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター及びブロッサムカフェ
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対象:教職員、業務委託業者(約300人)
■協力:東大阪市西消防署

【訓練内容】
10:00~12:00 災害対策本部訓練
        対象:災害対策本部構成員
        内容:本学の防災体制強化に必要な要素について、災害対策を専門とする、
           (株)レスキューナウのアドバイザーからレクチャーを受けます。

13:00~14:00 避難訓練
        対象:アカデミックシアター内で勤務する教職員、各種委託業者
        内容:立体駐車場への避難と同時に、避難誘導の訓練も行います。

14:00~15:15 サーキットトレーニング
        対象:職員による自衛隊組織(地区隊構成員)初期消火班・救護班
        内容:通報、初期消火、止血・骨折手当及び心肺蘇生・AEDを一通り訓練します。

14:00~15:15 消防訓練
        対象:全員
        内容:消火器使用方法、AED使用方法、消防設備の説明、体験
           消火器体験…消火器や屋外消火栓を用いた消化作業訓練を実施
           はしご車乗車体験…はしご車へ実際に乗車
           煙ハウス体験…テントハウス内に人体に影響のない煙を発生させ、
           火災時における煙の怖さを学び、避難方法を体験

15:30~17:00 自衛消防隊編成訓練
        対象:職員による自衛隊組織(地区隊構成員)情報通信班・避難誘導班
        内容:被害状況の確認から報告まで、一連の流れを訓練します。

前回の訓練の様子
前回の訓練の様子

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