近大ものづくり工房ワークショップ2018 春 開催 在阪英国総領事セーラ・ウテン氏が視察

近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)4月26日(木)に近大ものづくり工房ワークショップ「熱可塑性CFRP※ヒーティングセミナー2018」を開催します。今回は、英国企業ヘレウス株式会社が開発したヒータを用いた実演があり、在阪英国総領事セーラ・ウテン氏が視察に来られます。
※熱可塑性:常温では変形しにくいが、加熱すると軟化して成形しやすくなり、冷やすと再び固くなる性質。
※CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics(炭素繊維強化プラスチック)のことで、強度と軽さを併せ持つ特性により航空機・自動車など様々な分野で活用されています。結合するプラスチックの種類によって「熱硬化性」と「熱可塑性」に区別され、熱可塑性CFRPは成形時間が短く再成形ができるという特徴から、低コスト化と量産が期待され研究が進められています。

【本件のポイント】
●近畿大学が持つ、モノづくりに関する技術を企業に紹介し、産学連携を推進
●英国企業の高性能ヒータを用いた、CFRPの量産と低コスト化が期待される国内初の実験
●本学学生が製作した装置を使用し、英国企業との国際連携による実演会

【本件の概要】
近大ものづくり工房ワークショップは、モノづくり全般に係る技術を企業の皆様に紹介することを目的に、昨年度から開催しております。前回はCFRPの産業用途の拡大と量産化のための技術の紹介を目的に、「インダストリアルCFRP 2017」講演会を開催し、100人を超える企業や他大学の方々に参加いただきました。
今回は、ヘレウス(株)が開発したヒータを用いて、CFRPの量産と低コスト化が期待されている“熱可塑性CFRPの製造”に必要な加熱方法の最新技術を紹介し、実演を行います。さらに、近畿大学の学生が製作した装置を用いた国際連携による実演会も実施します。

■日時:平成30年(2018年)4月26日(木)
    講演会 13:00~17:35、懇親会 17:45~20:00
■場所:近畿大学東大阪キャンパス 38号館 2階多目的室、4号館 3階 THE LOUNGE
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対象:航空機・自動車・CFRP素材メーカー関連企業
■共催:近畿大学理工学部地域連携先端研究教育センター
■協賛:ヘレウス株式会社

英国製ヒータを用いた熱可塑性CFRP 成形実験
英国製ヒータを用いた熱可塑性CFRP 成形実験

AIが記事を作成しています