新入生8,289人にアンケート 96.7%がLINEを利用 スマートフォンの機種はiPhoneが77.6%の圧倒的なシェア

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)4月初旬に1年次入学生を対象にしたアンケート(8,289人)において、代表的なSNSの利用状況を調査しました。その結果、「よく使う」「時々使う」「あまり使わない」と回答した割合がLINEは96.7%、Twitterは81.4%、Instagramは43.8%となり、LINEはほとんどの新入生が利用する、欠かせないコミュニケーションツールになっていることがわかりました。また、使用しているスマートフォンの機種は、iPhoneが77.6%の圧倒的なシェアを占めていることがわかりました。

【本件のポイント】
●多彩な学部を擁する近畿大学の1年次入学生対象。8,000人を超える大規模調査
●新入生の80%以上が利用するLINE、Twitterは欠かせないコミュニケーションツールに

【アンケートの概要】
■対  象:近畿大学平成29年度1年次入学生のうち、8,289人
■学  部:法、経済、経営、理工、建築、文芸、総合社会、国際、農、
      生物理工、工、産業理工、短期大学部 ※医学部を除く全学部
■実施者 :近畿大学
■実施時期:平成29年(2017年)4月初旬(学部により日程は異なる)
■質問事項:LINE、Twitter、Instagramの利用状況をそれぞれ教えてください。

【アンケート結果の総括】
総合社会学部学部長・教授 清島秀樹(きよしまひでき)
専門:哲学
   現代のネット社会の現状を哲学的に分析する授業を行う。
   初音ミク、ニコニコ、YouTube、Wiki、Twitter、Facebook
   などの登場が生み出す諸現象について研究。

入学時に新入生8,289人に対して行った調査結果であるので、大学に入ったばかりの若者のSNS利用状況の調査としては、現状をよく反映していると言える。
LINEが96.7%、Twitterが81.4%、Instagramが43.8%という数値は、私が新入生に接している時に肌で感じるものとも一致している。概して、これらの値は、入学してしばらくすると、更に上昇する。多くの新入生は、1年から始まる少人数ゼミ、サークル活動、バイトなどの生活環境の変化によって、仲間内の連絡に使うLINEやTwitterの必要性が、高校の時に比べて急激に高まるからである。また、一人の学生が複数のアカウントを持つことが当たり前となっている。
最近は、Instagramが存在感を増しているが、文章をやり取りするのではなく、画像のシェアによるコミュニケーションが、若い世代では多くなって来ていると考えられる。

【関連リンク】
総合社会学部社会・マスメディア系専攻 教授 清島 秀樹(キヨシマ ヒデキ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/239-kiyoshima-hideki.html

【参考:スマートフォンはどの機種を使用していますか?】
【参考:スマートフォンはどの機種を使用していますか?】
【アンケートの結果】
【アンケートの結果】

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