【星野温泉 トンボの湯】役目を終えた木製の風呂椅子と暖簾が 新たな「湯上がり椅子」に生まれ変わりました。

軽井沢星野エリアの日帰り温泉施設「星野温泉 トンボの湯(以下、トンボの湯)」は、この度、役目を終えた木製の風呂椅子と暖簾が新たな「湯上がり椅子」に生まれ変わりましたことをお知らせします。椅子は、阿部木工所(代表:阿部和徳、所在地:長野県・御代田町)に製作いただきました。2021年8月31日までの期間、トンボの湯前にある広場の木陰にその椅子を設置し、湯上がりにご利用可能です。

阿部木工所の工房にて、写真左から、トンボの湯 支配人 金、阿部木工所 阿部代表、トンボの湯 服部
阿部木工所の工房にて、写真左から、トンボの湯 支配人 金、阿部木工所 阿部代表、トンボの湯 服部

背景

近年、国際社会ではSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)(*)の認知が広まり、日々の生活の中でも「SDGs」という言葉をよく見かけるようになりました。その中の目標12「つくる責任  つかう責任」は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目指しており、 その目標を達成するために、生産工程での廃棄物の発生の抑制、リサイクルやリユースを行うこと等が求められています。トンボの湯では、少しでもその目標に寄与すべく、昨秋からりんご湯で使用したりんごの堆肥化を行い、農家や近隣住民へりんご土として還元するサステイナブルな取り組みを開始しました。さらに、今夏は経年劣化を理由に使用しなくなった風呂椅子と暖簾をリサイクルする本企画の実施に至りました。
*「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」:2001 年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、 2015 年9月の国連サミットで採択された2030 年までの国際開発目標(外務省ウェブサイト参照)

椅子の開発経緯

トンボの湯では、木の温かみのある空間の中で寛いでいただきたいと考え、建物の外観や内装に木材を使用し、浴場内には檜の風呂椅子を設置しています。一方、阿部木工所は、昭和2年(1927年)に東京にて操業開始。時代の流れとともに、製造する商品は変遷してきましたが、木を使用した製造を専門とし、どんな時も木と向き合ってきました。トンボの湯からこれまで廃棄していた風呂椅子と暖簾をどうにか活用できないかと阿部木工所へ相談したところ、今回の椅子の製作を快く引き受けていただきました。この椅子には、両者の「ものを大切にしたい」という思いが詰まっています。

湯上がりに最適な2種類の椅子

湯上がり椅子は2種類あります。ひとつは、風呂椅子を座面に再活用したシンプルなデザインの長椅子です。檜を使用した座面は肌ざわりがよく、湯上がりを心地よく過ごすことができます。もう一つは、トンボの湯で使用していた暖簾の生地を背もたれの部分に施したひとり用の椅子です。ロゴがアクセントとなった背もたれの生地は綿素材のため、夏でも涼しく快適です。椅子はそれぞれ6脚ずつ製作いただきました。それらの椅子を2021年8月31日までの期間トンボの湯前にある広場の木陰に設置し、湯上がりに利用できるようにしています。

阿部木工所株式会社 代表取締役 阿部 和徳

阿部木工所株式会社の三代目代表。「ものづくりは幸せづくり ものづくりは人づくり」をモットーに、木製品を幅広く手掛ける。神社仏閣の絵馬板製造の他、スピーカーやメロトノーム、オルゴールなどの音響機器製造・販売を行う。部品調達から加工、完成品を出荷するまで一貫生産を基本とした木製品の製造を得意とする。口ぐせは、「木は人生の先輩」。

<最高水準のコロナ対策宣言>

https://www.hoshino-area.jp/archives/11190

星野リゾートでは、衛生管理と3密回避の対策を行っております。
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星野温泉 トンボの湯

大正四年に開湯し、与謝野晶子や北原白秋など文人墨客から愛された源泉かけ流しの日帰り湯。とろみのある泉質は、美肌の湯と呼ばれています。
所在地 :〒389-0194 長野県北佐久郡軽井沢町星野
電 話 :0267-44-3580
営業時間:10:00~22:00(21:15最終受付)
料 金 :大人1,350円、子供800円(3才〜小学生)(入湯税・消費税込)
アクセス:JR 北陸新幹線・軽井沢駅から車で約15 分
URL :http://www.hoshino-area.jp


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