近畿大学医学部 第2回大規模災害対応研修会 「保健医療期における医療活動」

近畿大学医学部防火防災対策委員会(大阪府大阪狭山市:委員長 伊木 雅之)は、平成30年(2018年)1月13日(土)、南河内エリアにおける医療関係者を対象に、保健医療期※に焦点を当てた、第2回大規模災害対応研修会を開催します。
(※保健医療期…災害発生から約1週間~1ヶ月、怪我の対応、慢性疾患に対し治療・薬の供給をする期間)

【本件のポイント】
●南河内エリアでの大規模災害発生時に備え、災害対応研修会を開催
●保健所、地域の医師会・歯科医師会・薬剤師会といった多様な関係者を交えて実施
●研修を通じて、有事の際、迅速な支援活動が行えるように具体的な施策を立案

【本件の概要】
近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)は、平成8年(1996年)5月に南河内医療圏での地域災害拠点病院に指定されて以来、様々な災害医療訓練に携わるなど地域の医療機関との連携に力を入れてきました。昨今多発している台風などの自然災害、大規模災害の発生時に備え、救急医療体制の整備が重要視されています。本研修会では保健医療期に焦点を当て、医療関係者を交えて大規模災害時における対応を考えます。
本研修会は、「保健医療期における医療活動」をテーマにしており、災害対応マニュアルに基づく具体的な活動の立案、検討をし、各機関との連携をよりスムーズに行うことで、地域内の迅速な支援活動の実現を目指します。第1回の研修会は約150人が参加しました。

■日  時:平成30年(2018年)1月13日(土)14:00~17:00
■場  所:近畿大学医学部 円形棟大講堂
      (大阪府大阪狭山市大野東377-2、
      南海高野線「金剛駅」/泉北高速線「泉ヶ丘駅」からバス約15分)
■対  象:医療関係者(定員500人)
■申  込:不要(入場料無料)
■お問合せ:近畿大学医学部・病院事務局 総務広報課 TEL(072)366-0221

【研修会プログラム】
<教育講演>
■開会挨拶                     14:00~14:05
近畿大学医学部 防火防災対策委員会 委員長 伊木雅之
座長:近畿大学医学部 救急医学教室 木村貴明

■講演「東日本大震災と熊本地震での大阪JMAT活動」  14:05~14:20
金剛病院 理事長 赤松幹一郎

■講演「東日本大震災における大阪JMATの活動報告」  14:20~14:40
金澤クリニック 院長 金澤秀介

■講演「災害時における公衆衛生チームの支援活動」  14:40~15:00
大阪府富田林保健所 企画調整課長 山本裕子

■講演「保健医療期における薬剤師の支援活動」    15:10~15:30
大阪府薬剤師会 梶谷親祥

■講演「これからの災害時保健医療活動のマネジメント」15:30~16:00
大阪府富田林保健所 所長 宮園将哉

■総合討論 16:05~16:55

■閉会挨拶 16:55~17:00
近畿大学医学部附属病院救命救急センター センター長 北澤康秀

【災害拠点病院とは】
災害拠点病院とは、近隣のエリアで地震・津波等の災害が発生した緊急時に傷病者の受け入れ医療救護班の派遣等を行う病院です。本病院は、平成25年(2013年)12月に「救急災害センター」を設立し、エリアにおける大規模災害患者受け入れ訓練を実施するなど、地域の安全に貢献しています。

災害訓練の様子
災害訓練の様子

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