【クロス・マーケティング調べ】 タクシーの「ちょい乗り」需要喚起なるか 月1回以上タクシー利用者の、運賃改定後の利用意向は約4割
<タクシーの利用状況に関するアンケート>
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐幹)は、東京・神奈川・千葉・埼玉に在住する20歳~69歳の男女を対象に「タクシーの利用状況に関するアンケート」を実施しました。
◆自主調査レポートの続きはこちらへ ⇒ https://www.cross-m.co.jp/cromegane/tx20170223/
調査結果(一部抜粋)
●タクシーの乗車頻度は「月に1回以上利用」(25.6%)、「ほぼ利用しない(月に0回)」(74.4%)となった。月に1回以上利用する頻度の内訳では、「月に1回」(34.4%)が最も多く、次いで「月に2~3回」(23.4%)、「週に1~2回」(22.3%)となった <図1>
●乗車時に特定のタクシー会社を選ぶかどうか乗車シーン別にたずねたところ、タクシー乗り場から乗車する場合と流しのタクシーを拾う場合は「特定の会社を選ぶ(選ぶようにする)」の回答は少ないが(それぞれ13.3%、12.1%)、無線タクシーを呼ぶ場合は「特定の会社を選ぶ(選ぶようにする)」が30.5%と高い結果になった <図2>
●タクシーの運賃改定後の利用意向を利用頻度別にたずねたところ、東京都在住者で月に1回以上タクシーを利用する人は「積極的に利用したいと思う」が43.1%となったが、東京都在住者でほとんどタクシーを利用しない人の「積極的に利用したいと思う」割合はわずか3.7%と少ない。タクシー利用が習慣化していないため『ちょい乗り』で運賃が安くなった実感があまり得られないことから利用意向につながっていないのではないと考えられる <図3>
全調査内容
□ 属性設問(性別・年代・居住地・婚姻状況・子の有無・職業・同居者・普通自動車運転免許保有・個人年収・世帯年収)
タクシーの乗車頻度(SA)
タクシーの利用目的(SA)
タクシーの利用状況(MA)
1回あたりの平均タクシー利用料金(SA)
シーン別タクシー会社選択有無(SA)
タクシー会社選定基準(MA)
優良タクシーの利用意向(SA)
EV・HVタクシーの利用意向(SA)
タクシー運賃改定後のタクシー乗車有無(SA)
タクシー運賃改定後のタクシー乗車意向(SA)
ライドシェアリングサービスの利用意向(MA)
カーシェアリングサービスの利用意向(SA)
タクシー乗車時のエピソード(FA)
調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域 :東京・神奈川・千葉・埼玉
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2017年2月18日(土)~2017年2月19日(日)
有効回答数 : 1,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
会社概要
会社名 :株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 :東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー24F
設立 :2003年4月1日
代表者 :代表取締役社長兼CEO五十嵐幹
事業内容 :マーケティングリサーチ事業