人工知能✕アダプティブ・ラーニング!クラウド型学習システム「すらら」 小学校国内初導入 最先端のICT教材を利用した、一人一人に手厚い指導を実現

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦、以下 すらら)と近畿大学附属小学校(所在地:奈良県奈良市 校長:森田哲)は、2018年4月より、4・5・6年生の希望者を対象とした放課後学習(以下 近小ゼミ)で、児童の希望進路に応じた学力向上を実現するために、クラウド型学習システム「すらら」(詳細次頁)の利用について契約いたしました。小学校でのすららネットシステムの導入は、国内初めてとなります。

近畿大学附属小学校は、奈良市北部あやめ池の自然豊かな環境の中、教育目標「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう」の実現を目指す学校です。総合大学の附属校としての教育環境を活用し、高い進路保障と柔軟な進路選択を両立させながら「自立した学習者の育成」と「社会に役立つ人材の育成」を教育目標としており、iPadを利用した学習やグローバル教育など、先進的な教育を行っています。

同校が、今回「すらら」を導入する目的は、私立小学校として高い進路保障と柔軟な進路選択を行う上で、不可欠な個々の進路に応じた学力向上を実現するための方法としてICTを活用し、効率的な基礎学力を定着させるためです。

放課後に実施している「近小ゼミ」では、従来、教員がプリントを作成していましたが、個々の学力差への対応が課題となっておりました。今後、「すらら」の小学生版を活用することで、主要教科となる国語科や算数科の基礎学力の向上や英語の先取り学習を実現したり、すららネットが行う「アクティブラーニングイベント」や「すららカップ」の参加により、「対話的かつ主体的な深い学び」に相当するような探求型の学習を実現していきます。

【校長 森田 哲 コメント】
大切な子供たちをお預かりする学校として、子供たちにしっかりとした基礎学力をつけることは当然のことですが、さらに児童一人一人に相応しい指導によってより大きな可能性を開花させることが求められます。「すらら」はその個々への対応を実現してくれる教材の一つです。必要なら今の学年の範囲を超えて解説してくれる。まさにICTとAIの得意分野と言えます。そして、eラーニング・システムによる指導を成功させるには、子どもに伴走する教員と、更にそれを支えるサポート体制が不可欠です。「大切なのは何をするかよりも、誰とするか」とも言われますが、優れたシステムと、学校との信頼関係を構築するノウハウを併せ持つ「すらら」によって、子供たちの笑顔がさらに輝くことを期待しています。

「すらら小学校版」は、2017年に小学校の低学年版をリリースし、主に学習塾に導入が進んでいました。この度、近畿大学附属小学校への導入を皮切りに、私立小学校が抱える進路別の対応や英語の必修化への対応などのニーズにも応えられるように新たな活用方法の創出、促進をしていきたいと考えております。

■クラウド型学習システム「すらら」とは
【学習範囲】小学1年生~高校3年生までの学習指導要領に準拠
【対応教科】英語・数学(算数)・国語
【利用者数】約50,000名(2017年12月末日現在)
【特徴】
○Point1 スモールステップでわかりやすいインタラクティブ授業
1つの単元は10から15分程度で、小さな階段を少しずつ上るような構成。
しかも授業は一方的ではなく、随所で先生役のキャラクターが問いかけを行い、問題に答えていくというインタラクティブスタイル。そのため、飽きることなく、適度な緊張感を持続し、楽しみながら学習を進めていくことが可能。

○Point2 難易度調整や弱点診断ができる演習ドリル
一人ひとりの理解度に応じて出題される問題の難易度を調整する「出題難易度コントロールシステム」を搭載。「簡単すぎず難しすぎない」問題が出題されることで、達成感を感じ自信を深めながら、学習を進めることが可能に。また、何がわからないから問題が解けないのか理由を探る「弱点自動判別システム」も搭載。

○Point3 現役の塾の先生による手厚いフォロー
いつまでにどこまでの学習をするかといった「月1回の目標設定」や、つまずいているところがないか「週1回程度の電話やメールでの進捗確認」など、継続して取り組めるよう現役塾講師がフォロー。また、クラウド型学習だからこそ、学習内容や正答率・解く速さなども詳細に把握できるので、お子様一人ひとりに応じたきめ細やかな学習指導が可能。

<参考>これまでのeラーニング教材の大半は以下の3パターン
1.動画配信型:カリスマ講師のレクチャービデオを視聴するタイプ
  「理解」にはすぐれているが「反復」の部分がないためやりっぱなしになってしまい、実力が身につかない傾向がある。また、一方的な説明となるため、比較的意識の高いお子様でないと、集中力が続かない。
2.問題集型:問題集の結果をパソコンに打ち出して結果分析をするタイプ
  「定着」にすぐれているが「理解」の部分がないため、学力の高い生徒でないと一人で学習を進めることが困難な傾向がある。
3.ゲーム型:携帯用ゲーム機などを使って学習するタイプ
  非常に楽しく学習できるが、単語など反復による暗記系が中心で、体系的な学習には不向き。
「すらら」はこうしたそれぞれの短所を補い、長所を相乗効果的に組合せた、理想の"次世代型教育システム"です。

■「すらら」の“アダプティブ・ラーニング”機能
生徒の解答結果から独自のアルゴリズムにより苦手部分を分析・特定し、生徒それぞれに最適化した学習すべき解説や問題を自動で提示する機能。学習者が苦手分野を自分で克服できるようにする。

■「すらら」における“人工知能”
AIが生徒の学習データに基づき先生の替わりに生徒と対話を行う機能「AIサポーター」を搭載し、生徒のモチベーションに与える効果について慶応義塾大学中室牧子研究室と共同研究を実施中。

■株式会社すらら ネット 会社概要(2017年12月末日現在)
○設  立:2008年8月
○資本金 :27,279万円
○所在地 :東京都千代田区内神田
○事業内容:クラウド型学習システムによる教育サービスの提供および運用コンサルティング、マーケティングプロモーション及びホームページの運営
○会社URL :http://surala.jp/
◯受賞歴 :・第9回日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞(2012年)
      ・Japan Venture Awards 2014 中小機構理事長賞(2014年)
      ・第2回「日本ベンチャー大賞」社会課題解決賞(審査委員会特別賞)(2016年)
      ・第8回「千代田ビジネス大賞」大賞(2016年)
      ・「東京都革新的サービス」優秀賞(2017年)
      ・「SDGsビジネスアワード 2017」スケールアウト賞(2017年)
      ・「世界発信コンペティション 2017」優秀賞受賞(2017年)


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