近畿大学中央図書館「バーチャル貴重書展」初開催 本学所蔵の貴重な資料をWeb上の360度パノラマ展示室で公開

WEB上の360度パノラマ展示室
WEB上の360度パノラマ展示室

近畿大学中央図書館(大阪府東大阪市)は、令和3年(2021年)3月19日(金)~6月30日(水)の期間、大学所蔵の貴重な資料をインターネット上で公開する「バーチャル貴重書展~いにしえの書物」を開催します。毎年、来場型の「貴重書展」を開催していましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで開催します。

【本件のポイント】
●嵯峨本『伊勢物語』など、大学所蔵の貴重な資料をWeb上で一般の方に広く公開
●CGによる360度パノラマ展示室内で資料を音声案内付きで紹介
●近畿大学貴重資料デジタルアーカイブとリンクしており、高画質な画像で全頁閲覧可能

【本件の内容】
近畿大学中央図書館では、本学学生および教員に対する教育・研究支援ならびに一般の方々への生涯学習支援の一環として、所蔵の貴重書を公開する「貴重書展」を毎年開催しています。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新たな試みとして、直接来場しなくてもWeb上で広く貴重書を閲覧できるように、「バーチャル貴重書展」として開催します。
日本の印刷史上最も美術的な絵入木活字本である慶長13年初版の嵯峨本『伊勢物語』(1608年)や、15世紀後半に作られた最初期の印刷物「インキュナブラ」のなかでも、多数の細密な挿絵で有名な『ニュルンベルク年代記』(1493年)など、本学所蔵の貴重な資料10点を、Web上に新和印刷株式会社が制作・構築したバーチャルの360度パノラマ展示室でご覧いただけます。
また、オープニング動画では、本学の学生が「貴重書展」について解説しながらキャンパス内を西門から中央図書館まで案内します。

【開催概要】
公開期間:令和3年(2021年)3月19日(金)~6月30日(水)
URL  :
https://vr.arcaito.co.jp/viewerController?u=u1496193889&p=p5718890804
対  象:一般の方(閲覧無料)
展示資料:『聖務日課書』(写本)1470-1480年頃
     『時祷書』(写本)1490年頃
     シェーデル『ニュルンベルク年代記』(インキュナブラ)1493年
     ヒュギヌス『天文詩集』(インキュナブラ)1485年
     『フラムスティード天球図譜』第2版 1776年
     『東方案内記』英語版 1598年
     ヨンストン『動物図譜』 1660年
     『伊勢物語』(嵯峨本)慶長13(1608)年
     『ふんしやう』(奈良絵本)江戸前期頃
     『寛永行幸絵巻』(巻子本)江戸時代
お問合せ:近畿大学中央図書館 TEL(06)4307-3089

【近畿大学中央図書館】
約150万冊の図書と約13,000種の雑誌等を所蔵する本学における学術情報の拠点です。学生への教育・学習支援、教員への研究支援に積極的に取り組み、知の継承と創造の中枢としての役割を担っています。また、主体的学習支援としてガイダンス・講習会などの多様な利用指導サービス、就職活動や大学生活全般への情報提供なども行っています。

【関連リンク】
中央図書館
https://www.clib.kindai.ac.jp/


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