防災備蓄品をもっと身近に感じられるように モザイクアートイベントで学生の防災意識向上を目指す

2019-12-09 10:00

近畿大学(大阪府東大阪市)経済学部自治会は、令和元年(2019年)12月9日(月)~13日(金)の5日間、モザイクアートを制作するイベントを行い、参加者には近く期限切れを迎える防災備蓄品であるパンを配布します。

【本件のポイント】
●防災をイメージしたデザインのモザイクアートを制作する、学生企画の参加型イベント
●参加者には防災備蓄品のパンを配布し、キャンパス全体の防災意識を向上
●大量に発生する、賞味期限切れが近い防災備蓄品を活用

【本件の内容】
約23,000人の学生が通う東大阪キャンパスでは、災害発生に備え、平成26年(2014年)度から複数年にわたり、水や食品などの災害備蓄品の拡充を進め、平成30年(2018年)度には水、食糧とも、計画していた数を満たしました。一方、来年からは賞味期限を迎える備蓄品が年間10,000食近く発生し、その活用方法が課題となっていました。そこで今回、経済学部自治会の学生が企画し、全長2m55cmの大きな方眼紙のマス目に、参加者がそれぞれ色付けしていくことで、徐々に絵が浮かび上がり、最終的に防災を意識した一つのアートを完成させるイベントを行います。参加者はアート作成に参加し、主体的に防災イベントに関わるとともに、記念品として配布される災害備蓄品のパンを持ち帰ることで、より高い防災意識の向上が期待されます。賞味期限を迎える備蓄品を活用しつつ、キャンパス全体の防災意識向上を目指す取り組みです。
制作するデザインは防災を意識し、経済学部自治会の学生が考案したもので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の登場人物が、各々防災グッズを持ち寄っている様子を描く予定で、被害にあう前に災害への対策をしようという思いが込められています。モザイクアートは約1万5千マスを色付けするため、経済学部自治会の学生が期間中、全学生へ参加を呼びかけ、5日目の完成を目指します。

【開催概要】
日時:令和元年(2019年)12月9日(月)~13日(金)12:30~13:00
   13日(金)はモザイクアートの完成次第終了。最終日までに完成することはありません。
   なお、完成時には記念撮影を行い、イベント終了後は東大阪キャンパスB館内にて
   完成作品を掲示する予定です。
場所:12月9日(月)~10日(火)近畿大学東大阪キャンパスB館前で実施
   12月11日(水)~13日(金)近畿大学東大阪キャンパス旧本館前で実施
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約15分)
主催:近畿大学経済学部自治会
対象:近畿大学生・教職員・近隣の方など

参加者に配布する防災備蓄品のパン
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